Database Clientインストレーション・ガイド Oracle Instant Clientのインストール Oracle Instant Clientパッケージのインストール zipファイルを使用したOracle Instant Clientのインストール zipファイルを使用したOracle Instant Clientのインストール zipファイルをダウンロードおよび使用してOracle Instant Clientをインストールする方法を学習します。 Oracle Instant Clientのダウンロード・ページに移動します。https://www.oracle.com/database/free/download/ 目的のOracle Instant Clientのzipファイルをダウンロードします。適切なプラットフォーム、アーキテクチャおよびパッケージを選択します。たとえば、アプリケーションが64ビットの場合は、必ず64ビットInstant Clientを選択し、Basicパッケージzipファイルをダウンロードしてください。 すべてのインストールで、基本パッケージまたは基本軽量パッケージが必要です。その他すべてのパッケージはオプションです。 各zipファイルを、アプリケーションがアクセスできる/opt/oracle/instantclient_23_3などの単一ディレクトリに解凍します。次に例を示します。Linux x86-64の場合:$ cd /opt/oracle $ unzip -B instantclient-basic-linux.x64-23.3.0.0.0.zip 様々なパッケージが/opt/oracle/instantclient_23_3に解凍されます。 ノート:オペレーティング・システムによってライブラリへの実行時アクセスを制限できます(それらが/optや/usr/localなどの標準ディレクトリ階層に配置されている場合を除く)。 オペレーティング・システムlibaioパッケージをインストールします。これは、一部のLinuxディストリビューションではlibaio1として使用できます。たとえば、Oracle Linuxでは次を実行します。$ sudo yum install libaio Oracle Instant Clientがシステムにインストールされている唯一のOracleソフトウェアである場合は、次のようにランタイム・リンク・パスを更新します。$ sudo sh -c "echo /opt/oracle/instantclient_23_3 > \ /etc/ld.so.conf.d/oracle-instantclient.conf" $ sudo ldconfig または、アプリケーションを実行する前にLD_LIBRARY_PATH環境変数を設定します。たとえば:$ export LD_LIBRARY_PATH=/opt/oracle/instantclient_23_3:$LD_LIBRARY_PATH オプションで、~/.bash_profileなどの構成ファイルおよび/etc/sysconfig/httpdなどのアプリケーション構成ファイルに変数を追加します。 Oracle Instant Clientでtnsnames.ora、sqlnet.ora、ldap.ora、oraaccess.xmlなどのオプションのOracle構成ファイルを同じ場所に配置する場合は、network/adminサブディレクトリにこれらのファイルを移動します。これは、このOracle Instant ClientにリンクされたアプリケーションのデフォルトのOracle構成ディレクトリです。 または、Oracle構成ファイルを別のアクセス可能なディレクトリに移動できます。その後、環境変数TNS_ADMINをそのディレクトリ名に設定します。 SQL*Plusパッケージのsqlplusなどのバイナリを使用するには、パッケージをBasicパッケージと同じディレクトリに解凍し、PATH環境変数を更新します。たとえば:$ export PATH=/opt/oracle/instantclient_23_3:$PATH アプリケーションを起動します。 親トピック: Oracle Instant Clientパッケージのインストール