エンティティ・フレームワークのアセンブリおよびファイルの場所

Code FirstおよびEntity Framework 6をサポートできるように、ODP.NETは個別のアセンブリとして出荷されています。こうしたモデルによって、Entity Framework 6機能とADO.NET機能とが物理的に切り分けられます。

管理対象ODP.NETアセンブリはOracle.ManagedDataAccess.EntityFramework.dllです。

管理対象外ODP.NETは、ODP.NET 21c以降、エンティティ・フレームワークのサポートを終了しました。管理対象外ODP.NET EFアプリケーションは、管理対象ODP.NETに移行する必要があります。

XCopyパッケージを使用してインストールすると、インストール後にOracle Entity Frameworkアセンブリは次の場所にあります。

%ORACLE_HOME%\odp.net4\odp.net\managed\common\EF6

%ORACLE_HOME%は、インストール・ディレクトリへのオペレーティング・システム・パスを表します。

アセンブリは完全に管理されたコードで、アプリケーションのbinディレクトリにコピーする必要があるという意味でbinデプロイ可能なように設計されています。したがって、アセンブリはインストール時にグローバル・アセンブリ・キャッシュ(GAC)に登録されません。

Oracle Universal Installerでは、Oracle Entity Framework (Core)アセンブリは次の場所にあるNuGetパッケージになりました。

%ORACLE_HOME%\ODP.NET\nuget

その場所には、管理対象ODP.NET Entity Framework 6およびODP.NET Entity Framework Core NuGetパッケージがあります。ODP.NETユーザーは、NuGet Package ManagerやVisual Studioなどの一般的なMicrosoftツールを使用してこれらのパッケージをインストールできます。

ノート:

必要な場合は、Oracle Entity Framework 6アセンブリを手動でGACに登録できますが、これは推奨されません。