Delete
このメソッドは、データベースから参照オブジェクトを削除します。
宣言
// C# - managed and core ODP.NET public void Delete();
// C# - unmanaged ODP.NET public void Delete(bool bFlush);
パラメータ
-
bFlush
ただちに
REF
をフラッシュするかどうか指定するbool
。
備考
このメソッドは、削除する指定済REF
をマークします。
管理対象ODP.NETおよびODP.NET Coreでは、Delete()
の動作は管理対象外ODP.NET Delete(true)
と同じです。
bFlush
の値をtrue
またはfalse
に設定すると、次のようになります。
-
True
指定した
REF
が参照するオブジェクトは、データベースからただちに削除されます。オブジェクトをフラッシュする前に、アプリケーションは
OracleConnection
オブジェクト上でBeginTransaction
メソッドを実行して明示的にトランザクションを開始する必要があります。これは、フラッシュされるオブジェクトがアプリケーションによりロックされていない場合は、オブジェクトに対して暗黙的に排他的ロックが取得されるためです。ロックが解除されるのは、トランザクションがコミットまたはロールバックする場合にかぎります。 -
False
後続の
Flush
メソッドが指定されたREF
に対して呼び出される場合や、FlushCache
メソッドがOracleRef
で呼び出される場合、またはFlushCache
メソッドがOracleRef
接続で呼び出される場合にかぎり、REF
が参照するオブジェクトはデータベースからただちに削除されません。
関連項目: