D.4 Graph Adapter for Eclipse RDF4Jを使用する問合せの例

この項では、既存のMDSYSネットワークでOracle RDF Graph Adapter for Eclipse RDF4Jを使用する場合の問合せの例について説明します。

問合せを実行するには、次の手順を実行する必要があります。

  1. Oracle RDF Graph Adapter for Eclipse RDF4Jを使用する問合せの例で説明されているサンプル・コードをJavaソース・ファイルに含めます。
  2. CPという名前のCLASSPATH環境変数を定義して、関連するjarファイルを含めます。たとえば、次のように定義できます。
    setenv CP .:ojdbc8.jar:ucp.jar:oracle-rdf4j-adapter-4.2.1.jar:log4j-api-2.17.2.jar:log4j-core-2.17.2.jar:log4j-slf4j-impl-2.17.2.jar:slf4j-api-1.7.36.jar:eclipse-rdf4j-4.2.1-onejar.jar:commons-io-2.11.0.jar

    ノート:

    前述のsetenvコマンドは、jarファイルが現在のディレクトリにあることを前提としています。コマンドを変更して、これらのjarファイルの環境内の場所を示す必要がある場合があります。
  3. Javaソース・ファイルをコンパイルします。たとえば、ソース・ファイルTest.javaをコンパイルするには、次のコマンドを実行します。
    javac -classpath $CP Test.java
  4. 次のコマンドを実行して、既存のMDSYSネットワークで、TestModelという名前のRDFグラフ(モデル)でコンパイルされたファイルを実行します。
    java -classpath $CP Test jdbc:oracle:thin:@localhost:1521:orcl scott <password-for-scott> TestModel