2.22 ASM_POWER_LIMIT
ASM_POWER_LIMIT
には、Oracle ASMインスタンスによるディスクの再調整の最大能力を指定します。
特性 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
整数 |
デフォルト値 |
|
変更可能 |
|
PDBで変更可能 |
いいえ |
値の範囲 |
|
基本 |
いいえ |
Oracle RAC |
複数インスタンスには、異なる値を指定可能。 |
脚注1
Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.2)から、COMPATIBLE
.ASM
ディスク・グループ属性が11.2.0.2以上に設定されている場合、値の範囲は0から1024になります。
ノート:
-
このパラメータは、Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)インスタンスでのみ指定できます。
-
Oracle ExadataまたはOracle Data Appliance環境では、このパラメータを0に設定することはできません。
値が高いほど、再調整が速く終了します。値が小さいほど再調整時間は長くなりますが、使用される処理とI/Oリソースは少なくなります。
再調整操作のPOWER
句が指定されていない場合、デフォルトの能力はASM_POWER_LIMIT
の値になります。
関連項目:
このパラメータの使用方法は、『Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド』を参照してください。