2.25 AUDIT_SYS_OPERATIONS

AUDIT_SYS_OPERATIONSは、SYS許可を使用して直接発行されたユーザーSQL文の監査を有効または無効にします。これには、SYSASMSYSBACKUPSYSDBASYSDGSYSKMまたはSYSOPER権限で接続したユーザーによって直接発行されたSQL文や、PL/SQLパッケージDBMS_SYS_SQLを使用してSYS認可で実行されたSQL文が含まれます。

ノート:

このパラメータは非推奨であり、従来の監査にのみ適用されます。Oracle Database 23c以降では、従来の監査はサポートされません。従来の監査はサポートされませんが、現在の従来の監査設定は引き続き適用されます。ただし、新しい従来の監査設定は作成できません。既存の従来の監査設定を削除できます。このサポート解除の動作の詳細は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照してください。

特性 説明

パラメータ・タイプ

ブール値

デフォルト値

FALSE

変更可能

いいえ

PDBで変更可能

いいえ

値の範囲

TRUE | FALSE

基本

いいえ

監査レコードは、オペレーティング・システムの監査証跡に書き込まれます。AUDIT_TRAIL初期化パラメータがxmlまたはxml, extendedに設定されている場合は監査レコードがXML形式で書き込まれます

UNIXプラットフォームでは、AUDIT_SYSLOG_LEVELパラメータも設定されている場合、AUDIT_TRAILパラメータがオーバーライドされます。また、SYS監査レコードがSYSLOGユーティリティを使用してシステム監査ログに書き込まれます。

CDBでは、この初期化パラメータの設定の範囲はCDBです。CDBではPDBごとに監査証跡が提供されますが、この初期化パラメータは個別のPDBに対して構成できません。