2.37 BLOCKCHAIN_TABLE_MAX_NO_DROP
BLOCKCHAIN_TABLE_MAX_NO_DROP
では、ブロックチェーン表または不変表の作成時に指定可能な最大アイドル時間を制御できます。アイドル時間は、表の削除が可能になるまで、その表が非アクティブになっている必要がある時間を表します。ユーザーが明示的に設定する場合、このパラメータに設定可能な値は0
のみです。
特性 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
整数 |
デフォルト値 |
なし |
変更可能 |
|
PDBで変更可能 |
はい |
値の範囲 |
なし、または |
基本 |
いいえ |
Oracle RAC |
すべてのインスタンスで同じ値を使用する必要がある。 |
SQL文CREATE
TABLE
を使用してブロックチェーン表または不変表を作成する場合は、NO
DROP
UNTIL
number
DAYS
IDLE
句を指定できます。この句では、ブロックチェーン表の削除が可能になるまで、その表が非アクティブになっている必要がある日数を指定します。つまり、最後に行を挿入してから表が削除できるようになるまでは、この日数を経過している必要があるということです。
-
BLOCKCHAIN_TABLE_MAX_NO_DROP
が0
に設定されている場合、ユーザーがブロックチェーン表または不変表を作成し、NO
DROP
UNTIL
number
DAYS
IDLE
句を指定すると、number
の値は0
である必要があります。CREATE BLOCKCHAIN TABLE ... NO DROP UNTIL 0 DAYS IDLE ... CREATE IMMUTABLE TABLE ... NO DROP UNTIL 0 DAYS IDLE ...
これにより、この表は、非アクティブになっている期間の長さに関係なく、いつでも削除できるようになります。
-
BLOCKCHAIN_TABLE_MAX_NO_DROP
に設定されている場合、ユーザーがブロックチェーン表または不変表を作成し、NO
DROP
UNTIL
number
DAYS
IDLE
句を指定すると、number
に数値を指定できます。
関連項目:
CREATE
TABLE
文の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください