2.79 DB_CACHE_SIZE
DB_CACHE_SIZE
には、プライマリ・ブロック・サイズ(DB_BLOCK_SIZE
初期化パラメータで定義済のブロック・サイズ)を持つバッファのDEFAULT
バッファ・プールのサイズを指定します。
特性 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
大整数 |
構文 |
|
デフォルト値 |
|
変更可能 |
|
PDBで変更可能 |
はい |
基本 |
いいえ |
値は、4M×CPU数
以上に設定する必要があります(それより低い値に設定すると、自動的にこの値に切り上げられます)。これより大きいユーザー指定値は、近似のグラニュル・サイズに切り上げられます。プライマリ・ブロック・サイズのDEFAULT
メモリー・プール用に必要であり、SYSTEM
表領域のブロック・サイズでもあるため、0(ゼロ)は無効な値となります。
ノート:
このパラメータは、プラガブル・データベース(PDB)ではオプションです。このパラメータがPDBに対して設定される場合、メモリー・プールのPDB使用の最小値を示します。
各PDBが使用可能なメモリーの量を制御するために、CDBでリソース・マネージャを使用できるようにするには:
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CDBレベルで(CDBのルートで)
NONCDB_COMPATIBLE
初期化パラメータをFALSE
に設定する必要があります。 -
MEMORY_TARGET
初期化パラメータをCDBレベルで設定しないでください。 -
SGA_TARGET
初期化パラメータをCDBレベルで設定している場合、次の要件を満たす必要があります。-
PDBに設定された
DB_CACHE_SIZE
の値は、CDBレベルのSGA_TARGET
値の50%以下にする必要があります。
-
-
SGA_TARGET
初期化パラメータをPDBレベルで設定している場合、次の要件を満たす必要があります。-
PDBに設定された
DB_CACHE_SIZE
の値は、PDBレベルのSGA_TARGET
値の50%以下にする必要があります。
-
-
SGA_TARGET
初期化パラメータを設定しないが、DB_CACHE_SIZE
初期化パラメータをCDBレベルで設定している場合、次の要件を満たす必要があります。-
PDBに設定された
DB_CACHE_SIZE
の値は、CDBレベルのDB_CACHE_SIZE
値の50%以下にする必要があります。
-
これらの要件を満たさない値にPDB内のDB_CACHE_SIZE
を設定すると、エラーが発生します。
関連項目:
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このパラメータの設定の詳細は、『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』および『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。
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PDBのメモリー使用量を制御する初期化パラメータの詳細は、『Oracle Multitenant管理者ガイド』を参照してください