2.224 MEMOPTIMIZE_WRITES

MEMOPTIMIZE_WRITESを使用すると、Memoptimized Rowstore高速収集が有効になっている表にデータを挿入するときに、常に高速収集を使用するようにデータベースに指示できます。

特性 説明

パラメータ・タイプ

文字列

構文

MEMOPTIMIZE_WRITES = { HINT | ON }

デフォルト値

HINT

変更可能

ALTER SESSION

PDBで変更可能

いいえ

基本

いいえ

Memoptimized Rowstore高速収集機能は、Oracle Database 19cで導入されました。当時は、INSERT文でMEMOPTIMIZE_WRITEヒントを指定することが、高速収集の使用をデータベースに指示する唯一の方法でした。

Oracle Database 23c以降では、次に示すように、MEMOPTIMIZE_WRITES初期化パラメータを設定して、高速収集を使用するようにデータベースに指示することもできます。

  • ON - 高速収集が有効になっている表にデータを挿入する場合は、INSERT文でMEMOPTIMIZE_WRITEヒントが指定されているかどうかに関係なく、常に高速収集機能が使用されます。
  • HINT - 高速収集が有効になっている表にデータを挿入する場合は、INSERT文でMEMOPTIMIZE_WRITEヒントが指定されている場合にのみ、高速収集機能が使用されます。

ノート:

このパラメータは、Oracle Database 23c以降で使用できます。