2.247 NONCDB_COMPATIBLE
CDBのPDB内でSQLパラメータを発行する場合、NONCDB_COMPATIBLE
により非CDBに似た動作が可能です。
特性 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
デフォルト値 |
|
変更可能 |
いいえ |
PDBで変更可能 |
いいえ |
値の範囲 |
|
基本 |
いいえ |
CDB構成内で1つのPDBを使用し、そのPDB内で実行するとORA-65040
が発生するレガシー・コードがある場合、このパラメータを設定します。
値:
-
TRUE
SQL文がCDB内のPDBで発行されていても、SQL文に対して非CDBと同等に動作することを示します。
-
FALSE
SQL文に対してCDBと同等に動作することを示します。これは、このパラメータのデフォルト値です。
非CDB内で発行できるが、CDBではルートで発行する必要があり(CDB全体に影響するため)、PDB内で発行するとエラーとなる文がいくつかあります(ALTER DB BACKUP CONTROLFILE
など)。
一部のALTER DATABASE
またはALTER SYSTEM
文はPDB内では許可されず、init.ora
内でNONCDB_COMPATIBLE=FALSE
が設定されている場合はエラーとなります。ただし、NONCDB_COMPATIBLE=TRUE
が設定されていれば、これらの文は正常に動作します。
関連項目:
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PDBおよびCDBの概要は、『Oracle Multitenant管理者ガイド』を参照してください
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PDBのメモリー使用量を制御する初期化パラメータの詳細は、『Oracle Multitenant管理者ガイド』を参照してください。
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PDB内で実行可能なALTER SYSTEM文の詳細は、『Oracle Multitenant管理者ガイド』を参照してください。