2.277 OS_AUTHENT_PREFIX
OS_AUTHENT_PREFIX
には、Oracle Databaseがサーバーに接続しようとするユーザーの認証に使用する接頭辞を指定します。
特性 | 説明 |
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パラメータ・タイプ |
文字列 |
構文 |
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デフォルト値 |
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変更可能 |
いいえ |
PDBで変更可能 |
いいえ |
基本 |
いいえ |
Oracle Databaseは、このパラメータの値をユーザーのオペレーティング・システム・アカウント名の先頭に連結します。接続要求が発行されると、Oracle Databaseでは接頭辞の付いたユーザー名をデータベース内のOracleユーザー名と比較します。
このパラメータのデフォルト値は、旧バージョンとの下位互換性を保つため、OPS$
です。ただし、この接頭辞の値を「""」(NULL文字列)に設定でき、それによって、接頭辞はオペレーティング・システム・アカウント名に追加されなくなります。
ノート:
OS_AUTHENT_PREFIX
パラメータのテキストは、一部のオペレーティング・システムでは大/小文字が区別されます。
関連項目:
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このパラメータの設定の詳細は、『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』を参照してください。
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デフォルト値については、オペレーティング・システム固有のOracleマニュアルを参照してください。