2.411 USER_DUMP_DEST
USER_DUMP_DEST
には、ユーザー・プロセスのかわりに、サーバーがデバッグ・トレース・ファイルを書き込むディレクトリのパス名を指定します。
特性 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
構文 |
|
デフォルト値 |
オペレーティング・システムによって異なる。 |
変更可能 |
|
PDBで変更可能 |
いいえ |
値の範囲 |
有効なローカル・パス、ディレクトリまたはディスク |
基本 |
いいえ |
ノート:
USER_DUMP_DEST
初期化パラメータは非推奨です。
たとえば、このディレクトリを次のように設定できます。
-
MS-DOSの場合:
C:\ORACLE\UTRC
-
UNIXの場合:
/oracle/utrc
-
VMSの場合:
DISK$UR3:[ORACLE.UTRC]
ノート:
このパラメータは、Oracle Database 11gリリース1 (11.1)に導入された診断機能インフラストラクチャによって無視されます。この診断機能インフラストラクチャでは、DIAGNOSTIC_DEST
初期化パラメータによって制御される場所にトレース・ファイルおよびコア・ファイルが配置されます。
関連項目:
-
トレース・ファイルの使用の詳細は、『Oracle Database SQLチューニング・ガイド』を参照してください。
-
値の範囲については、オペレーティング・システム固有のOracleマニュアルを参照してください。