8.63 V$ASM_FILE
Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)インスタンスの場合、V$ASM_FILE
は、Oracle ASMインスタンスによってマウントされる各ディスク・グループのファイルごとに1行を表示します。
たとえば、3つのディスク・グループおよび各グループ内に5つのファイルがある場合、(問合せがWHERE
句で修飾されていないかぎり)15行が表示されます。
列 | データ型 | 説明 |
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ファイルを含むディスク・グループの番号(複合主キー) |
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ディスク・グループ内のファイルの番号(複合主キー) |
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上位8ビットがディスク・グループ番号、下位24ビットがファイル番号で構成される32ビットの番号(ビューへのアクセスを容易にする) |
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ファイルのインカネーション番号(複合主キー) |
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ファイルのブロック・サイズ(バイト) |
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ファイル内のブロック数 |
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ファイル内のバイト数 |
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ファイルに割り当てられたバイト数 |
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ファイルのタイプ。有効な値は次のとおりです。
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ファイルの冗長性:
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ファイルのストライプ化方法:
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ファイルの作成日 |
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書込みのために最後にオープン/クローズされた日付(近似の時間に切り下げ) |
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ファイルの冗長性が予想より低いかどうか( この列は非推奨で、常に |
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ファイルのアクセス権(ユーザー、グループ、その他の順) |
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ユーザー番号 |
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ユーザーのインカネーション番号 |
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ユーザー・グループ番号 |
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ユーザー・グループのインカネーション番号 |
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プライマリ・エクステントの割当てに使用されているリージョン:
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ミラー・エクステントの割当てに使用されているリージョン:
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この列は意味を持たず、その値は常に |
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この列は意味を持たず、その値は常に |
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この列は意味を持たず、その値は常に |
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この列は意味を持たず、その値は常に |
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ファイルからの読取り数 |
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ファイルへの書込み数 |
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ファイルから読み込むバイト数 |
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ファイルへ書き込まれるバイト数 |
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関連付けられているファイル・グループの数 |
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フレックス冗長性ディスク・グループに所属するファイルのファイル・グループのインカーネーション数 |
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この列の値は、フレックス冗長性ディスク・グループの冗長性の変更後にファイルのリバランスが必要な場合は |
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内部使用のみに対応しています。 |
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内部使用のみに対応しています。 |
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データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。
このビューの場合、値は常に |
脚注1 インテリジェント・データ配置は、Oracle Database 21cでサポートが終了しました。その結果、PRIMARY_REGION
およびMIRROR_REGION
列は意味がなくなりました。また、HOT_READS
、HOT_WRITES
、HOT_BYTES_READ
およびHOT_BYTES_WRITTEN
列は意味がなくなり、常に0
を返し、COLD_READS
、COLD_WRITES
、COLD_BYTES_READ
およびCOLD_BYTES_WRITTEN
列はファイル全体の統計を返します。
関連項目:
ビューを使用したOracle ASM情報の表示の詳細は、『Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド』を参照してください。