8.166 V$DATAPUMP_SESSIONWAIT_INFO

V$DATAPUMP_SESSIONWAIT_INFOは、データ・ポンプ・ジョブにアタッチされた各セッションの現在または最後の待機に関する情報を表示します。

データ型 説明

WAITING_SESSION

NUMBER

セッション識別子。V$SESSION.SIDにマップされます。

SERIAL_NUMBER

NUMBER

セッション・シリアル番号(セッションのオブジェクトを一意に識別するために使用)。V$SESSION.SERIAL#にマップされます。

SEQ_NUMBER

NUMBER

現行または前回の待機を一意に識別する番号(待機ごとに増分される)

EVENT

VARCHAR2(64)

セッションが現在待機中の場合、セッションが待機しているリソースまたはイベント。セッションが待機中でない場合、セッションが最近待機していたリソースまたはイベント。

関連項目: Oracle待機イベントを参照。

DP_WAITTIME

NUMBER

セッションが現在待機中の場合、値は0。セッションが待機中でない場合、値は次のとおり。

  • > 0 - 値は、前回の待機時間(1/100秒)

  • -1 - 前回の待機時間は1/100秒未満だった

  • -2 - パラメータTIMED_STATISTICSは、falseに設定された

DP_SECONDS_IN_WAIT

NUMBER

セッションが現在待機中の場合、値は現在の待機が開始されるまで待機した時間。セッションが待機中でない場合、値は前回の待機開始以降の時間。

DP_STATE_IN_WAIT

VARCHAR2(19)

データ・ポンプ・セッションの待機状態:

  • WAITING - セッションは現在待機中。

  • WAITED UNKNOWN TIME - 前回の待機時間が不明。パラメータTIMED_STATISTICSfalseに設定されている場合はこの値。

  • WAITED SHORT TIME - 前回の待機は1/100秒未満だった

  • WAITED KNOWN TIME - 最後の待機の期間はDP_WAITTIME列で指定

DP_P1TEXT

VARCHAR2(64)

第1待機イベント・パラメータの説明

DP_P1

NUMBER

第1待機イベント・パラメータ(10進数)

DP_P2TEXT

VARCHAR2(64)

第2待機イベント・パラメータの説明

DP_P2

NUMBER

第2待機イベント・パラメータ(10進数)

DP_P3TEXT

VARCHAR2(64)

第3待機イベント・パラメータの説明

DP_P3

NUMBER

第3待機イベント・パラメータ(10進数)

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

ノート:

このビューは、Oracle Database 23c以降で使用できます。