8.173 V$DEAD_CLEANUP

V$DEAD_CLEANUPは、インスタンスに存在する終了したプロセスおよびセッションとそのクリーンアップ・ステータスを示します。

データ型 説明

TYPE

VARCHAR2(64)

行にDEAD PROCESSまたはKILLED SESSIONが含まれているかどうか

PADDR

RAW(8)

プロセス・ポインタ。V$PROCESSと結合可能。KILLED SESSIONの場合は、セッションの所有者。NULLになることがある。

SADDR

RAW(8)

セッション・ポインタ。V$SESSIONと結合可能。DEAD PROCESSの場合は、ユーザー・セッション。

ROOT_ADDR

RAW(8)

ツリーのルートへのポインタ

CLEANUP_OWNER

VARCHAR2(64)

このツリーのクリーンアップの責任を持つプロセス:

  • CLEANUP PROCESS - クリーンアップ・プロセスが責任を持つ

  • OWNER PROCESS - ルートの所有者が責任を持つ

STATE

VARCHAR2(64)

次のクリーンアップ状態がある。

  • CLEANUP PENDING - DEAD PROCESSまたはKILLED SESSIONに対して発生し、クリーンアップは可能だが、PMONではまだ試行が行われていない

  • IN PROGRESS - 現在、クリーンアップ試行が進行中である。

  • RESOURCES FREED - すべての子は解放されたが、プロセスまたはセッション自体がまだ解放されていないDEAD PROCESSまたはKILLED SESSIONに対して発生する。

  • PARTIAL CLEANUP - 一部の子がクリーン・アップされた場合に発生する。

DEAD_TIME

NUMBER

DEAD PROCESSまたはKILLED SESSIONがそのようにマークされてからの時間(秒)

CLEANUP_ATTEMPTS

NUMBER

PMONがクリーンアップを試行した回数

LAST_ATTEMPT

NUMBER

最後のクリーンアップ試行が発生してからの時間(秒数)

CLEANUP_PROCESS

RAW(8)

現在このツリーをクリーンアップしているクリーンアップ・プロセスへのプロセス・ポインタ(V$CLEANUP_PROCESSと結合可能)。現在クリーンアップ処理中でない場合、または所有者がクリーンアップの責任を持つ場合はNULL。

CLEANUP_TIME

NUMBER

PMONがプロセス/セッションのクリーンアップに費やした時間の合計(秒単位)

NUM_BLOCKED

NUMBER

このセッションのクリーンアップ時にブロックされたセッション数

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

関連項目:

V$CLEANUP_PROCESS