8.202 V$ENCRYPTION_WALLET
V$ENCRYPTION_WALLET
は、透過的データ暗号化に使用されるウォレットのステータスと場所に関する情報を示します。マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)では、CDB$ROOT
から問合せが行われた場合、このビューにはすべてのプラガブル・データベース(PDB)のウォレットに関する情報が表示されます。PDBから問合せが行われた場合、このビューにはそのPDBのウォレットの詳細のみが表示されます。
列 | データ型 | 説明 |
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ウォレット・リソース・ロケータのタイプ( |
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ウォレット・リソース・ロケータのパラメータ(たとえば、 |
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ウォレットのステータス。可能な値は次のとおり。
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使用されているキーストアのタイプ( キーストアが |
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可能な値は次のとおり。
マスター・キーの参照は、最初にプライマリ・キーストアで行われ、必要であれば次にセカンダリ・キーストアで行われる。 1つのタイプのキーストアしか使用されていない場合は、 両方のタイプが使用されている場合は、この列の値は各キーストアの参照順序を示す。 |
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キーストア・モードを表示する。
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キーストア内のすべてのキーがバックアップされているかどうかを示す。 |
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データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。
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関連項目:
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ユーザー定義のマスター暗号化キーの作成の詳細は、『Oracle Database Advanced Securityガイド』を参照してください
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ハードウェア・キーストアを開く処理の詳細は、『Oracle Database Advanced Securityガイド』を参照してください