8.247 V$FS_FAILOVER_STATS

V$FS_FAILOVER_STATSは、システムで発生しているファスト・スタート・フェイルオーバーに関する統計を表示します。

データ型 説明

LAST_FAILOVER_TIME

VARCHAR2(20)

前回のファスト・スタート・フェイルオーバーのタイムスタンプ

LAST_FAILOVER_REASON

VARCHAR2(255)

前回のファスト・スタート・フェイルオーバーの理由

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

ノート:

このビューは、Oracle Database 23cでは非推奨です。かわりにV$DG_BROKER_ROLE_CHANGEビューを使用することをお薦めします。V$FS_FAILOVER_STATSは、最新のファスト・スタート・フェイルオーバーに関する限られた情報を含む1行を表示します。データはプライマリ・データベースでのみ使用でき、データベースの再起動後も保持されません。V$DG_BROKER_ROLE_CHANGEには、Data Guard Broker構成全体でのスイッチオーバー、フェイルオーバー、回復など、最新の10個のロール変更に関する詳細情報が含まれ、V$FS_FAILOVER_STATSよりも詳細な情報が提供されます。詳細は、V$DG_BROKER_ROLE_CHANGEを参照してください。