9.95 V$NONLOGGED_BLOCK
V$NONLOGGED_BLOCK
は、制御ファイルに記録されている、ログ対象外のデータ・ファイル・ブロックの範囲を示します。
Oracle Database 12cより前のリリースでは、データ・ファイル内に記録されないブロックの存在は、V$DATAFILE
ビューのFIRST_NONLOGGED_SCN
列を介してファイル・ヘッダーに記録されていました。12cでは現在、ファイル・ヘッダー・データだけでなく、範囲自体が制御ファイルに記録されます。制御ファイルの範囲は、実際に記録されないブロックのスーパーセットであるため、より小さい範囲の間に有効なブロックがある場合でも、小さい範囲をマージして、より大きい範囲を形成できます。
ビュー内の情報は、RMAN VALIDATE
、RMAN RESTORE
、RMAN RECOVER
およびFlashback Database and Media Recoveryによって管理されます。非RMANベースのリストアでは、データが無効になり、次回これらのタスクのいずれかが呼び出され、ファイルが組み込まれるときにパージされます。領域を再利用した結果、範囲にログ対象外のブロックが含まれなくなる可能性があります。RMAN VALIDATEコマンドを使用して、データファイルのスキャンから検出された実際のログ対象外のブロックと範囲を同期することができます。
列 | データ型 | 説明 |
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ログ対象外のブロックを含むデータ・ファイルの絶対ファイル番号 |
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ログ対象外のブロックの範囲内で、ロギングされなかった最初のブロックのブロック番号 |
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このブロック範囲内のブロックがログ対象外となった、最小のSCN。不明な場合はNULL |
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このブロック範囲内のブロックがログ対象外となった、最大のSCN。不明な場合はNULL |
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このブロック範囲が最初にログ対象外としてマークされた、インカネーションのリセットログSCN。不明な場合はNULL |
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このブロック範囲が最初にログ対象外とマークされた、インカネーションのリセットログ時刻。不明な場合はNULL |
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この範囲が属するオブジェクトID。このフィールドがNULLの場合、オブジェクト番号は不明です。 |
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このブロック範囲がこのリストに表示される理由(プライマリ・ファイルがオフラインなど)は、プライマリ、非スタンバイ・リカバリなどと通信できない。Oracle Database 12c以降のリリースでは、常に |
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データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。
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