9.102 V$OFS_THREADS

V$OFS_THREADSは、Oracleファイル・システム(OFS)のスレッドに関する情報を表示します。

データ型 説明

PDBID

NUMBER

スレッドが作成されたPDBのID

FSID

NUMBER

スレッドが動作している、マウント済ファイル・システムのID

FSNAME

VARCHAR2(1024)

スレッドが動作している、マウント済ファイル・システムの名前

FILE_NAME

VARCHAR2(1024)

スレッドが動作しているファイル、ディレクトリまたはファイルシステム

この列の値はREQ_TYPE列の値によって異なります。

  • REQ_TYPE = SYSREQの場合、この列には、スレッドが動作しているファイルシステムのマウント・ポイントへのパスが表示されます。

  • REQ_TYPE = FILEREQの場合、この列には、スレッドが動作しているファイルまたはディレクトリの名前が表示されます。

  • REQ_TYPE = NONEの場合、この列の値はnullになります。

THREADID

VARCHAR2(24)

スレッドのID

THREAD_TYPE

VARCHAR2(24)

スレッドのタイプ:

  • WORKER - スレッドは、ファイル、ディレクトリまたはファイルシステムのリクエストの実行に使用されます。

  • RECEIVER - スレッドは、OFSマウントされたすべてのファイル・システムから、リクエストを受信します。

THREAD_NAME

VARCHAR2(24)

スレッドの名前

REQ_TYPE

VARCHAR2(1024)

リクエストのタイプ:

  • SYSREQ

  • FILEREQ

  • NONE

OPCODE

VARCHAR2(1024)

スレッドが動作している操作のタイプ

この列の値はREQ_TYPE列の値によって異なります。

  • REQ_TYPE = SYSREQの場合、この列には、DBMS_FS操作が表示されます。

  • REQ_TYPE = FILEREQの場合、この列には、任意のタイプのファイル操作が表示されます。

  • REQ_TYPE = NONEの場合、この列の値はnullになります。

ELAPSED_TIME_MICRO

NUMBER

REQ_TYPE = SYSREQの場合は、現在のリクエストがキューに入れられてから経過した時間(マイクロ秒単位)

SYSRQ_COUNT

NUMBER

インスタンス起動後に完了したREQ_TYPE = SYSREQリクエストの合計数

FREQ_COUNT

NUMBER

インスタンス起動後に完了したREQ_TYPE = FILEREQリクエストの合計数

WAIT_EVENT

VARCHAR2(64)

スレッドが待機しているイベント

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

ノート:

このビューは、Oracle Database 23c以降で使用できます。