9.177 V$RESULT_CACHE_OBJECTS

V$RESULT_CACHE_OBJECTSは、すべてのオブジェクト(キャッシュされた結果および依存性の両方)とその属性を示します。

データ型 説明

ID

NUMBER

キャッシュ・オブジェクトの識別子(および最初のブロックのID)

TYPE

VARCHAR2(10)

キャッシュ・オブジェクトのタイプ:

  • Dependency

  • Result

  • Temp

STATUS

VARCHAR2(9)

オブジェクトの状態:

  • New - 結果は作成中

  • Published - 結果は使用可能

  • Bypass - 結果は使用されないようバイパスされる

  • Expired - 結果は有効期限を過ぎている

  • Invalid - 結果は使用できない

BUCKET_NO

NUMBER

オブジェクトの内部ハッシュ・バケット

HASH

NUMBER

オブジェクトのハッシュ値

NAME

VARCHAR2(387)

名前(SQLの接頭辞やPL/SQLの関数名など)

NAMESPACE

VARCHAR2(10)

ネームスペース:

  • SQL

  • PLSQL

  • KEY VECTOR

CREATION_TIMESTAMP

DATE

オブジェクトが作成された時刻

CREATOR_UID

NUMBER

オブジェクトを作成したUID

DEPEND_COUNT

NUMBER

依存性(TYPE = Result)または依存(TYPE = Dependency)の数

BLOCK_COUNT

NUMBER

キャッシュ・オブジェクト内のブロックの合計数

SCN

NUMBER

作成SCN(TYPE = Result)または無効化SCN(TYPE = Dependency)

COLUMN_COUNT脚注1

NUMBER

結果セット内の列数を取得

PIN_COUNT脚注1

NUMBER

結果でのアクティブなスキャンの数

SCAN_COUNT脚注1

NUMBER

キャッシュされた結果に基づいて開始されたスキャンの合計数

ROW_COUNT脚注1

NUMBER

キャッシュされた結果内の行の合計数

ROW_SIZE_MAX脚注1

NUMBER

最大の行のサイズ(バイト)

ROW_SIZE_MIN脚注1

NUMBER

最小の行のサイズ(バイト)

ROW_SIZE_AVG脚注1

NUMBER

行のバイト単位の平均サイズ

BUILD_TIME脚注1

NUMBER

キャッシュされた結果の作成にかかった時間(1/100秒)

LRU_NUMBER脚注1

NUMBER

LRUリスト位置(値が大きいほど、使用が最近である)

OBJECT_NO脚注2

NUMBER

依存性オブジェクトのディクショナリ・オブジェクト番号

INVALIDATIONS脚注2

NUMBER

オブジェクトが依存を無効にした回数

TIME_SAVED

NUMBER

再利用によって節約された時間(マイクロ秒)

INVALIDATION_COST

NUMBER

無効化に費やされた時間(マイクロ秒)

SPACE_OVERHEAD脚注1

NUMBER

結果のオーバーヘッド(バイト)

SPACE_UNUSED脚注1

NUMBER

結果の未使用領域(バイト)

CACHE_ID

VARCHAR2(387)

結果に対するCacheId(依存性の場合はオブジェクト名)

CACHE_KEY

VARCHAR2(387)

結果に対するCacheKey(依存性の場合はオブジェクト名)

CHECKSUM

NUMBER

結果オブジェクトのチェックサム。結果キャッシュ・オブジェクト内のすべてのブロックに対してチェックサムが計算され、そこからオブジェクト・ヘッダーが差し引かれる。

EDITION_ID

NUMBER

結果が計算されたときに使用中だったエディションのオブジェクトID

DB_LINK

VARCHAR2(3)

可能な値は次のとおり。

  • YES: 結果キャッシュ・オブジェクトはリモート・データベース・オブジェクトを参照しています

  • NO: 結果キャッシュ・オブジェクトはリモート・データベース・オブジェクトを参照していません

GLOBAL

VARCHAR2(3)

可能な値は次のとおり。

  • YES: オブジェクトは、リモート・データベース・インスタンスの結果キャッシュからフェッチされました

  • NO: オブジェクトは、このインスタンスで再計算されました(そのオブジェクトがリモート・データベース・インスタンスで使用できなかったか、システムによってリモート・データベース・インスタンスからのオブジェクトのフェッチが非効率とみなされたため)

SUBCACHE_ID

NUMBER

サブキャッシュID

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

脚注1

この列は、TYPE = Resultの場合にのみ有効であり、それ以外の場合、その値はNULLになります。

脚注2

この列は、TYPE = Dependencyの場合のみ有効であり、それ以外の場合、その値はNULLになります。