10.91 V$SQLSTATS
V$SQLSTATS
は、SQLカーソルに関する基本的なパフォーマンス統計情報を示し、SQL文ごとに1行ずつ(つまり、SQL_ID
の一意の値ごとに1行ずつ)表示します。V$SQLSTATS
の各列の定義は、V$SQL
ビューおよびV$SQLAREA
ビューと同じです。ただし、V$SQLSTATS
ビューは、V$SQL
およびV$SQLAREA
に比べて、高速かつスケーラブルで、データ保存の仕組みも優れています(カーソルが共有プールで無効になった後でも、統計情報を表示できます)。V$SQLSTATS
は、V$SQL
およびV$SQLAREA
に表示される列のサブセットを含みます。
列 | データ型 | 説明 |
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カレント・カーソルのSQLテキストの最初の1000文字 |
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ライブラリ・キャッシュ内の親カーソルのSQL識別子 |
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関連カーソルの統計情報が最後に更新された時刻 |
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これらの統計情報が最後に更新された関連カーソルのアドレス |
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このカーソルに対する現在のSQLプランの数値表現。 |
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このSQLテキストと計画がある全カーソルに対する解析コールの数 |
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このSQLテキストと計画がある全カーソルに対するディスク読取りの数 |
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このSQLテキストと計画がある全カーソルに対するダイレクト書込みの数 |
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このSQLテキストと計画がある全カーソルに対する直接読取りの数 |
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このSQLテキストと計画がある全カーソルに対するバッファ取得の数 |
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解析されたSQL文が戻す行数の合計 |
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トランザクションをシリアライズできずに |
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SQL文に関連するフェッチ数 |
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このオブジェクトがライブラリ・キャッシュに入れられた後で行われた実行数 |
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カーソルがライブラリ・キャッシュに入れられた後で、このカーソルが完全に実行された回数。カーソルが正常に実行されなかったか、カーソルがクローズまたは再実行される前にこのカーソルによって生成された先頭の数列のみフェッチされたため、カーソルが部分的に実行された場合、この統計の値は増分されない。 |
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オブジェクトがロードまたは再ロードされた回数 |
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このSQLテキストと計画があるキャッシュ内のカーソルの数 |
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この子カーソルが無効にされた回数 |
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パラレル実行サーバーで処理された実行の合計数(文がパラレル実行されなかったときは |
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このカーソルが解析、実行およびフェッチのために使用するCPU時間(マイクロ秒) |
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解析、実行およびフェッチに対してこのカーソルで使用される経過時間(マイクロ秒)です。カーソルがパラレル実行を使用する場合、 |
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このカーソルで使用中のハード解析時間の平均(マイクロ秒) |
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アプリケーションの待機時間(マイクロ秒) |
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同時実行性待機時間(マイクロ秒) |
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クラスタの待機時間(マイクロ秒)。この値はOracle RAC固有。待機イベントのクラスタ・クラスにカテゴライズされているすべての待機に費やされた合計時間を示す。この列の値は、Oracle RACのクラスタ・リソースに費やされた累計待機時間。 |
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ユーザーI/O待機時間(マイクロ秒) |
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PL/SQL実行時間(マイクロ秒) |
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Java実行時間(マイクロ秒) |
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子カーソルに対して実行されたソート数 |
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このSQLテキストと計画がある全カーソルによって現在占有されている共有メモリーの合計量(バイト) |
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このSQLテキストと計画がある全カーソルがすべて共有プールにロードされた場合、これによって現在占有されている共有メモリーの合計量(バイト)。(つまり、カーソル・サイズ) |
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タイプ・チェック・メモリー |
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Exadataストレージ・システムによるフィルタリングが可能なI/Oのバイト数 関連項目: 詳細は、Oracle Exadata Storage Serverのソフトウェアのマニュアルを参照。 |
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Oracle Databaseとストレージ・システムの間で交換されたI/Oのバイト数。通常、Cache Fusionまたはパラレル問合せに使用される。 |
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監視対象のSQLによって発行された物理読取りI/O要求の数。リクエストはディスク読取りに限定されない。 |
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監視対象のSQLによってディスクから読み取られたバイト数 |
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監視対象のSQLによって発行された物理書込みI/O要求の数 |
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監視対象のSQLによってディスクに書き込まれたバイト数 |
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Exadataセルにオフロードされる非圧縮バイト数(解凍後のサイズ) 関連項目: 詳細は、Oracle Exadata Storage Serverのソフトウェアのマニュアルを参照。 |
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通常のI/Oパスを通してExadataセルから戻されるバイト数 関連項目: 詳細は、Oracle Exadata Storage Serverのソフトウェアのマニュアルを参照。 |
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最後の自動ワークロード・リポジトリ(AWR)スナップショット以降にカーソルに対して行われた解析コールの数 関連項目: AWRの概要は、Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイドを参照してください |
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最後のAWRスナップショット以降にカーソルに対して行われたディスク読取りの数 |
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最後のAWRスナップショット以降にカーソルに対して行われた直接書込みの数 |
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最後のAWRスナップショット以降にカーソルに対して行われた直接読取りの数 |
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最後のAWRスナップショット以降にカーソルに対して行われたバッファ取得の数 |
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最後のAWRスナップショット以降にカーソルから戻された行の数 |
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最後のAWRスナップショット以降にカーソルに対して行われたフェッチの数 |
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最後のAWRスナップショット以降にカーソルに対して行われた実行の数 |
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最後のAWRスナップショット以降にパラレル実行サーバーによって行われた実行の数 |
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最後のAWRスナップショット以降にカーソルが完全に実行された回数 |
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最後のAWRスナップショット以降のカーソルのCPU時間(マイクロ秒) |
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最後のAWRスナップショット以降のカーソルのデータベース時間(マイクロ秒) |
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最後のAWRスナップショット以降にApplication待機クラスに対してカーソルで費やされた時間(マイクロ秒) |
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最後のAWRスナップショット以降にConcurrency待機クラスに対してカーソルで費やされた時間(マイクロ秒) |
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最後のAWRスナップショット以降にCluster待機クラスに対してカーソルで費やされた時間(マイクロ秒) |
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最後のAWRスナップショット以降にUser I/O待機クラスに対してカーソルで費やされた時間(マイクロ秒) |
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最後のAWRスナップショット以降にカーソルでPL/SQLの実行に費やされた時間(マイクロ秒) |
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最後のAWRスナップショット以降にカーソルでJavaの実行に費やされた時間(マイクロ秒) |
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最後のAWRスナップショット以降にカーソルに対して行われたソートの数 |
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最後のAWRスナップショット以降にカーソルがロードされた回数 |
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最後のAWRスナップショット以降にカーソルが無効にされた回数 |
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最後のAWRスナップショット以降にカーソルに対して行われた物理読取りI/O要求の数 |
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最後のAWRスナップショット以降にカーソル用にディスクから読み取られたバイト数 |
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最後のAWRスナップショット以降にカーソルに対して行われた物理書込みI/O要求の数 |
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最後のAWRスナップショット以降にカーソル用にディスクに書き込まれたバイト数 |
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最後のAWRスナップショット以降にカーソル用にOracle Databaseとストレージ・システムの間で交換されたI/Oバイト数 |
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最後のAWRスナップショット以降にカーソル用にExadataストレージ・システムでフィルタできるI/Oバイト数 関連項目: 詳細は、Oracle Exadata Storage Serverのソフトウェアのマニュアルを参照。 |
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最後のAWRスナップショット以降にカーソル用にExadataセルにオフロードされる未圧縮バイト数 関連項目: 詳細は、Oracle Exadata Storage Serverのソフトウェアのマニュアルを参照。 |
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データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。
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PDBのデータベースID |
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親カーソルが廃止になった回数 |
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このオブジェクトに対して試行されたが、SQL文が隔離状態であるために阻止された実行数 |
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最後のAWRスナップショット以降、このオブジェクトに対して試行されたが、SQL文が隔離状態であるために阻止された実行数 |