10.61 V$SQL_BIND_CAPTURE
V$SQL_BIND_CAPTURE
は、SQLカーソルによって使用されたバインド変数に関する情報を示します。ビュー内の各行には、カーソルで定義されたバインド変数1個に関する情報が格納されています。次のものが含まれる。
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そのバインド変数を定義するカーソルへの参照
(
hash_value
,address
)は親カーソル用および(hash_value
,child_address
)は子カーソル用 -
バインド・メタデータ
バインド変数の名前、位置、データ型、文字セットID、精度、スケールおよび最大長。
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バインド・データ
バインド変数に対応付けられたSQL文の以前の実行中に、バインド変数に対して使用されたバインド値の1つ。このビューでは、バインド変数が取得されない場合があります。バインド変数の型が単純な場合(LONG、LOBおよびADTデータ型は除外)またはバインド変数がSQL文の
WHERE
句またはHAVING
句で使用されている場合にのみ、このビューでバインド値が表示されます。
STATISTICS_LEVEL
初期化パラメータがBASIC
に設定されている場合、バインド取得は実行できません。このビューは、(HASH_VALUE
, ADDRESS
)のV$SQLAREA
および(HASH_VALUE
, CHILD_ADDRESS
)のV$SQL
と結合できます。
列 | データ型 | 説明 |
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親カーソルのアドレス |
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ライブラリ・キャッシュ内の親カーソルのハッシュ値。ハッシュ値はビューの固定索引で、ビューへのアクセスをスピードアップするために必ず使用する。 |
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ライブラリ・キャッシュ内の親カーソルのSQL識別子 |
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子カーソルのアドレス |
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子カーソル番号 |
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バインド変数の名前 |
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SQL文内のバインド変数の位置 |
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バインディングが名前によって実行され、バインド変数の複製が作成された場合、この列には1次バインド変数の位置が設定される。 |
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バインド・データ型の内部識別子。Oracle Database 12c以降は、PL/SQLデータ型を表す番号がこの列に表示される。 |
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バインド・データ型のテキスト表記。Oracle Database 12c以降は、PL/SQLのみのデータ型を表すテキストがこの列に表示される。実際のデータ型がPL/SQLサブタイプである場合、サブタイプではなくデータ型の名前が表示される。 |
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各国語文字セットの識別子 |
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精度(数値バインド用) |
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スケール(数値バインド用) |
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最大バインド長 |
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バインド値が取得されたかどうか( |
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バインド値が取得された日付。バインド値は、SQL文の実行時に取得される。オーバーヘッドを制限するには、指定したカーソルに対して最大15分間隔でバインドを取得する。 |
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文字列として表されたバインドの値 |
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データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。
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関連項目:
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「V$SQL」