10.68 V$SQL_HISTORY

V$SQL_HISTORYは、SQL履歴監視によって追跡されるSQL文を表示します。

このビューは、SQL_HISTORY初期化パラメータがtrueに設定されている場合のみ、移入されます。

データ型 説明

KEY

NUMBER

特定のSQL履歴データ入力を効率的に読み取るための人工キー

内部使用のみに対応しています。

SQL_ID

VARCHAR2(13)

SQL文のSQL識別子

ELAPSED_TIME

NUMBER

SQL文の経過時間(マイクロ秒単位)

CPU_TIME

NUMBER

SQL文のCPU時間(マイクロ秒単位)

BUFFER_GETS

NUMBER

SQL文のバッファ取得操作数

IO_INTERCONNECT_BYTES

NUMBER

SQL文のためにOracle Databaseとストレージ・システムの間で交換されたI/Oのバイト数。

PHYSICAL_READ_REQUESTS

NUMBER

SQL文によって発行された物理読取りI/Oリクエストの数

PHYSICAL_READ_BYTES

NUMBER

SQL文によってディスクから読み取られたバイト数

PHYSICAL_WRITE_REQUESTS

NUMBER

SQL文によって発行された物理書込みI/Oリクエストの数

PHYSICAL_WRITE_BYTES

NUMBER

SQL文によってディスクに書き込まれたバイト数

PLSQL_EXEC_TIME

NUMBER

SQL文のPL/SQL実行時間(マイクロ秒単位)

JAVA_EXEC_TIME

NUMBER

SQL文のJava実行時間(マイクロ秒単位)

CLUSTER_WAIT_TIME

NUMBER

SQL文のクラスタ待機時間(マイクロ秒単位)

CONCURRENCY_WAIT_TIME

NUMBER

SQL文の同時実行待機時間(マイクロ秒単位)

APPLICATION_WAIT_TIME

NUMBER

SQL文のアプリケーション待機時間(マイクロ秒単位)

USER_IO_WAIT_TIME

NUMBER

SQL文のユーザーI/O待機時間(マイクロ秒単位)

IO_CELL_UNCOMPRESSED_BYTES

NUMBER

SQL文のExadataセルにオフロードされる非圧縮バイト数(解凍後のサイズ)

関連項目: 詳細は、Oracle Exadata Storage Serverのソフトウェアのマニュアルを参照。

IO_CELL_OFFLOAD_ELIGIBLE_BYTES

NUMBER

SQL文のExadataストレージ・システムによるフィルタリングが可能なI/Oのバイト数

関連項目: 詳細は、Oracle Exadata Storage Serverのソフトウェアのマニュアルを参照。

SQL_TEXT

VARCHAR2(100)

SQL文のテキストの最初の100文字(最大)

PLAN_HASH_VALUE

NUMBER

SQLプランのハッシュ値

SQL_EXEC_ID

NUMBER

SQL実行識別子

SQL_EXEC_START

DATE

SQL文の実行が開始された時間

LAST_ACTIVE_TIME

DATE

SQL文の実行が最後にアクティブだった時間

SESSION_USER#

NUMBER

SQL文を発行したセッション・ユーザーの一意のID番号

CURRENT_USER#

NUMBER

現在のユーザーを識別する一意の番号

CHILD_NUMBER

NUMBER

SQL文の子番号

SID

NUMBER

SQL文のセッションのセッションID

SESSION_SERIAL#

NUMBER

SQL文のセッションのセッション・シリアル番号

MODULE_HASH

NUMBER

実行中のセッションに対応するモジュール名のハッシュ値

ACTION_HASH

NUMBER

実行中のセッションに対応するアクション名のハッシュ値

SERVICE_HASH

NUMBER

実行中のセッションに対応するサービス名に対するハッシュ値

IS_FULL_SQLTEXT

VARCHAR2(1)

SQL_TEXT列にSQLテキスト全体が表示されるか(Y)されないか(N)

ERROR_SIGNALLED

VARCHAR2(1)

SQL文がエラーを生成したか(Y)しないか(N)

ERROR_NUMBER

NUMBER

SQL文の実行に失敗した場合のエラー番号(たとえば、エラーORA-00932の場合は932)

ERROR_FACILITY

VARCHAR2(4)

SQL文の実行に失敗した場合のエラー機構(たとえば、エラーORA-00932の場合はORA)

STATEMENT_TYPE

VARCHAR2(5)

SQL文のタイプ:

  • DDL

  • DML

  • PLSQL

  • QUERY

  • OTHER

IS_PARALLEL

VARCHAR2(1)

SQLがパラレル実行として実行されたかどうか(Y | N)

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

ノート:

このビューは、Oracle Database 23c以降で使用できます。

関連項目:

SQL_HISTORY_ENABLED