DROP JAVA
目的
DROP
JAVA
文を使用すると、Javaソース、クラスまたはリソース・スキーマ・オブジェクトを削除できます。
関連項目:
-
Javaオブジェクトの作成については、「CREATE JAVA」を参照してください。
-
Javaソース、クラスおよびリソースの変換の詳細は、『Oracle Database Java開発者ガイド』を参照してください。
前提条件
削除するJavaソース、クラスまたはリソースが自分のスキーマ内にある必要があります。自分のスキーマ内にない場合は、DROP
ANY
PROCEDURE
システム権限が必要です。また、このコマンドを使用する場合は、Javaクラスに対するEXECUTE
オブジェクト権限も必要です。
構文
drop_java::=
セマンティクス
IF EXISTS
IF EXISTS
は、既存の索引を削除する場合に指定します。
DROP
にIF NOT EXISTS
を指定すると、ORA-11544: Incorrect IF EXISTS clause for ALTER/DROP statement
が発生します。
JAVA SOURCE
SOURCE
を指定すると、Javaソース・スキーマ・オブジェクトおよびそのオブジェクトから導出されたすべてのJavaクラス・スキーマ・オブジェクトを削除できます。
JAVA CLASS
CLASS
を指定すると、Javaクラス・スキーマ・オブジェクトを削除できます。
JAVA RESOURCE
RESOURCE
を指定すると、Javaリソース・スキーマ・オブジェクトを削除できます。
object_name
既存のJavaクラス、ソースまたはリソース・スキーマ・オブジェクトの名前を指定します。object_name
を二重引用符で囲むと、小文字の名前、または大文字と小文字を組み合せた名前を指定できます。
例
Javaクラス・オブジェクトの削除: 例
次の文は、JavaクラスAgent
(「Javaクラス・オブジェクトの作成: 例」で作成)を削除します。
DROP JAVA CLASS "Agent";