DROP SEQUENCE
目的
DROP
SEQUENCE
文を使用すると、データベースから順序を削除できます。
この文を使用すると、順序の削除および再作成を行って、順序を再開することもできます。たとえば、現在、値が150の順序を初期値27で再開する場合、順序を削除して同じ名前で再作成し、START
WITH
値を27にします。
関連項目:
順序の作成および変更の詳細は、「CREATE SEQUENCE」および「ALTER SEQUENCE」を参照してください。
前提条件
削除する順序が自分のスキーマ内にある必要があります。自分のスキーマ内にない場合は、DROP
ANY
SEQUENCE
システム権限が必要です。
構文
drop_sequence::=
セマンティクス
IF EXISTS
IF EXISTS
は、既存の索引を削除する場合に指定します。
DROP
にIF NOT EXISTS
を指定すると、ORA-11544: Incorrect IF EXISTS clause for ALTER/DROP statement
が発生します。
schema
順序が含まれているスキーマを指定します。schema
を指定しない場合、順序は自分のスキーマ内にあるとみなされます。
sequence_name
削除する順序の名前を指定します。
例
順序の削除: 例
次の文は、ユーザーoe
が所有する順序customers_seq
(「順序の作成: 例」で作成)を削除します。この文を発行する場合は、ユーザーoe
として接続するか、またはDROP
ANY
SEQUENCE
システム権限が必要です。
DROP SEQUENCE oe.customers_seq;