LENGTH
構文
length::=
目的
LENGTH
の各ファンクションは、char
の長さを戻します。LENGTH
は、入力文字セットによって定義された文字を使用して、長さを算出します。LENGTHB
は、文字のかわりにバイトを使用します。LENGTHC
は、完全なUnicodeキャラクタを使用します。LENGTH2
は、UCS2コードポイントを使用します。LENGTH4
には、UCS4コード・ポイントを使用します。
char
のデータ型は、CHAR
、VARCHAR2
、NCHAR
、NVARCHAR2
、CLOB
またはNCLOB
です。例外は、LENGTHC
、LENGTH2
およびLENGTH4
であり、これらでは、char
をCLOB
およびNCLOB
のいずれにもできません。戻り値のデータ型はNUMBER
です。char
のデータ型がCHAR
の場合、その長さにはすべての後続空白が含まれます。char
がNULLの場合、このファンクションはNULLを戻します。
文字長の詳細は、次を参照してください。
LENGTHBの制限事項
LENGTHB
ファンクションは、シングルバイトLOBのみでサポートされています。このファンクションは、マルチバイトの文字セットのCLOB
とNCLOB
データでは使用できません。
例
次の例では、シングルバイトおよびマルチバイトのデータベース文字セットを使用するLENGTH
ファンクションを使用します。
SELECT LENGTH('CANDIDE') "Length in characters" FROM DUAL; Length in characters -------------------- 7
次の例では、データベース文字セットがダブルバイトの場合を想定しています。
SELECT LENGTHB ('CANDIDE') "Length in bytes" FROM DUAL; Length in bytes --------------- 14