NLS_UPPER
構文
目的
NLS_UPPER
は、すべての文字を大文字にしてchar
を戻します。
char
および'nlsparam'
は、CHAR
、VARCHAR2
、NCHAR
、NVARCHAR2
、CLOB
またはNCLOB
データ型です。戻される文字列は、char
が文字データ型の場合はVARCHAR2
データ型になり、char
がLOBデータ型の場合はLOBになります。char
と同じ文字セットの文字列が戻されます。
'nlsparam'
の書式および用途は、NLS_INITCAP
ファンクションと同じです。
関連項目:
NLS_UPPER
の照合決定ルール、およびこのファンクションの文字の戻り値に割り当てる照合を定義する照合導出ルールは、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』の付録Cを参照してください。
例
次の例では、すべての文字を大文字に変換して文字列を戻します。
SELECT NLS_UPPER('große') "Uppercase" FROM DUAL; Upper ----- GROßE SELECT NLS_UPPER('große', 'NLS_SORT = XGerman') "Uppercase" FROM DUAL; Upperc ------ GROSSE
関連項目: