CEIL (間隔)
目的
CEIL(interval)
は、2番目の引数の書式モデルfmt
で指定された単位に切り上げられた間隔を返します。最初の引数がfmt
の単位まで切り捨てられている場合、出力は入力と同じになります。たとえば、CEIL(INTERVAL '+123-0' YEAR(3) TO MONTH)
は123年を戻し、月は戻しません(+123-00)。
CEIL(interval)
の結果は、interval
より小さくなりません。CEIL(interval)
にはオーバーフローが発生する可能性があるため、年と日の結果精度は入力精度の年と日にそれぞれ1を加えたものになります。すでに間隔が年と日の最大精度になっている場合、この文はコンパイルされますが実行時にエラーになります。
INTERVAL YEAR TO MONTH
の場合、fmt
では年のみが指定できます。デフォルトのfmt
は年です。
INTERVAL DAY TO SECOND
の場合、fmt
では日、時および分を指定できます。デフォルトのfmt
は日です。fmt
は秒をサポートしていない点に注意してください。
CEIL(interval)
は、ROUND
およびTRUNC
の書式モデルをサポートしています。
関連項目:
fmt
で使用できる書式モデルについては、「CEIL、FLOOR、ROUNDおよびTRUNC日付ファンクション」を参照してください。
例
SELECT CEIL(INTERVAL '+123-5' YEAR(3) TO MONTH) AS year_ceil; YEAR_CEIL --------- +124-00
SELECT CEIL(INTERVAL '+99-11' YEAR(2) TO MONTH, 'YEAR'); YEAR_CEIL --------- +100-00
SELECT CEIL(INTERVAL '+999999999-11' YEAR(9) TO MONTH, 'YEAR') AS year_ceil; ORA-01873: the leading precision of the interval is too small
SELECT CEIL(INTERVAL '+4 12:42:10.222' DAY(2) TO SECOND(3), 'DD') AS day_ceil; DAY_CEIL ------------------- +05 00:00:00.000000