13.7 ARCHIVE LOG
構文
ARCHIVE LOG LIST
REDOログ・ファイルに関する情報を表示します。
項
LIST
アーカイブ予定のREDOログ・ファイルの範囲、現行のログ・ファイル・グループの順序番号および現行のアーカイブ先(オプションのコマンド・テキストまたは初期化パラメータLOG_ARCHIVE_DESTで指定します)を表示するよう要求します。
ARCHIVELOGモードおよび自動アーカイブを使用すると、次のように表示されます。
ARCHIVE LOG LIST Database log mode Archive Mode Automatic archival Enabled Archive destination /vobs/oracle/dbs/arch Oldest online log sequence 221 Next log sequence to archive 222 Current log sequence 222
現行のログ・グループと次にアーカイブするログ・グループのログ順序番号は同一なので、自動アーカイブによって、現行のログ・グループまでのすべてのログ・グループがアーカイブされています。
ARCHIVELOGモードで、自動アーカイブを無効にする場合、最後の3行を次のように指定します。
Oldest online log sequence 222 Next log sequence to archive 222 Current log sequence 225
NOARCHIVELOGモードの場合は、「アーカイブする次のログ順序 %lu」の行が表示されません。
ログ順序番号は、ログ・ライターが他のREDOログ・ファイル・グループに書込みを開始するたびに増加します。ログ順序番号は、使用したログの数を示すものではありません。オンラインREDOログ・ファイル・グループが再利用されると、毎回その内容に新しいログ順序番号が割り当てられます。
使用方法
SYSOPERまたはSYSDBAでデータベースに接続している必要があります。データベース接続については、「CONNECT」コマンドを参照してください。
アーカイブ先の指定方法については、ご使用のプラットフォーム固有のOracle Databaseのマニュアルを参照してください。
ノート:
ARCHIVE LOG LISTを使用できるのは、現行のインスタンスのみです。アーカイブを開始(START)および停止(STOP)するには、SQLコマンドALTER SYSTEMを使用します。SQLコマンドの使用方法の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。