13.26 HELP
構文
HELP |? [topic | <error_code> | <facility name> <error number> ]
SQL*Plusのコマンドライン・ヘルプにアクセスし、SQL*Plusのトピックに関するヘルプを確認できます。このコマンドは、OERR
コマンドと同様に、指定されたエラー・コードの原因、処置、パラメータなどのエラー詳細も表示します。
項
topic
SQL*Plusトピック(COLUMN
など)を参照します。
error_code
ORA
やSP2
などのエラー接頭辞、およびエラー番号が含まれます。
facility name
ORA
、SP2
などのエラー接頭辞を参照します。
error number
エラー番号を示します。
使用方法
HELP
の後に指定できるトピックは1つのみです。たとえば、COLUMN
のかわりにCOL
を使用して、トピックを省略することもできます。ただし、使用する略称が不明瞭な場合、SQL*Plusは略称に一致するすべてのトピックのヘルプを表示します。たとえば:
HELP EX
SQL*Plusは、EXECUTE
コマンドの構文に続いてEXIT
コマンドの構文も表示します。ヘルプが使用不可能というメッセージが表示された場合は、データベース管理者に連絡してください。
有効なトピックのリストを表示するには、HELP INDEX
または? INDEX
を入力します。SQL*Plusヘルプ・システムに関するヘルプを表示するには、topicを指定しないでHELP
または?
を入力します。
関連項目:
Oracle DatabaseライブラリHELP
コマンドで機能名を指定せずにエラー番号を入力すると、デフォルトの機能名ORA
が使用されます。指定したエラー番号に対応するORA
機能からのメッセージが表示されます。
例
次のコマンドを実行して、SQL*Plusコマンドのリストを表示できます。
HELP INDEX
または
? INDEX
次のコマンドを実行して、SQL*Plusコマンドの単一列リストを表示できます。
HELP TOPICS
次のコマンドを実行して、指定したエラー・コードのエラー詳細を表示できます。
HELP ORA-1422