13.34 PING

構文

PING [[LISTENER] connect_identifier]

データベースまたはデータベース・ネットワーク・リスナーにpingを実行して可用性をチェックします。

PINGコマンドが接続識別子なしで実行されると、現在接続されているデータベースにリスナーを介してラウンドトリップ・メッセージが送信されます。接続識別子を使用して実行すると、指定されたネットワーク・リスナーにラウンドトリップ・メッセージが送信され、データベース接続を処理できるかどうかが確認されます。

LISTENER

接続識別子で指定されたターゲット・リスナーがアクセス可能かどうかを決定し、ラウンド・トリップがリスナーのpingにかかった合計時間を表示します。これは、OracleのTNSPINGユーティリティに似ています。出力には、tnsnames.oraファイルの場所も表示されます(使用されている場合)。

connect_identifier

Oracle Net接続識別子を示します。

次の例では、PINGコマンドが実行され、現在の接続のデータベースにpingが送信されます。

PING
Ok (2.669 msec)

次の例では、PINGコマンドが実行され、指定した別名を持つリスナーにpingが送信されます。

PING INST1
Network service name mapping file: /opt/oracle/tnsnames.ora
Attempting to contact: (DESCRIPTION=(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=cdb1_pdb1))(ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=host1.customer.domain.com)(PORT=1521)))
Ok (1.588 msec)