ASH分析

「ASH分析」タブには、ASHデータの調査に使用できるアクティブ・セッション履歴(ASH)分析チャートが表示されます。このタブはデフォルトで表示されます。

このタブを使用して、コンシューマ・グループ待機クラスSQL IDユーザー名など、複数のディメンションにわたるデータベース・パフォーマンスにドリルダウンできます。

「ASH分析」タブでは、平均アクティブ・セッション・ディメンションを選択し、選択した期間のそのディメンションの上位アクティビティを表示できます。平均アクティブ・セッション・チャートの右端には、ASHデータの表示解像度を選択するためのコントロールがあります。

ASHの詳細は、次を参照してください。

ASHサンプル解像度

ASHサンプル解像度メニューを使用すると、ユーザーは平均アクティブ・セッション・チャートに表示されるASHデータのサンプリングを制御できます。

データ解像度は、特定の期間のサンプル・データに表示するデータ・ポイント数の増減を意味します。解像度を低くすると、粗いデータが表示され、パフォーマンスが向上し、データベースへの影響が軽減されます。解像度を高くすると、多くのデータを集約してきめ細かく詳細が表示されますが、レイテンシに対応するコストがかかり、データベースに影響を与える可能性があります。

サンプル解像度メニューはチャートの右側に表示されます。データ解像度のオプションは次のとおりです。

  • : 選択したデータ・サンプルで最も少ないデータ・ポイントがチャートに表示されます。

  • : 選択したデータ・サンプルでより多くのデータ・ポイントがチャートに表示されます。

  • : 選択したデータ・サンプルでより多くのデータ・ポイントがチャートに表示されます。

  • 最大: 選択したデータ・サンプルで使用可能な最も多くのデータ・ポイントがチャートに表示されます。

この機能の使用方法は、次を参照してください。

アクティビティ表

デフォルトでは、平均アクティブ・セッション・グラフの下の2つの表には、平均アクティブ・セッション・グラフの対象期間の上位のSQLおよびユーザー・セッションが表示されます。アクティビティを他のディメンションで表示するには、2つの表のそれぞれの左上にあるメニューを使用します。

「ASH分析」タブを使用して、リアルタイムSQLアクティビティを監視できます。

詳細については、以下を参照: