アップグレードまたはパッチ適用時のOracleホームの新しい場所の選択

データベースをアップグレードまたはパッチ適用したら、新しいOracleホームを新しい場所にインストールします(アウトオブプレース・アップグレードまたはパッチ適用)。

AutoUpgradeは、アウトオブプレース・アップグレードおよびパッチを実行します。つまり、アップグレードまたはパッチ適用済のOracleホームは新しいOracleホームに置かれます。別のインストール場所を使用すると、新しいOracleソフトウェアとともに、既存のOracleソフトウェアをインストールしたままにできます。別のインストール場所を使用することで、本番環境を完全に置き換える前に、アウトオブプレースのOracleホーム・データベースでアップグレードまたはパッチ適用プロセスをテストできます。

切断/接続アップグレードを使用してPDBをアップグレードする場合、PDBを接続するターゲットCDBはPDBの場所です。CDBはターゲット・リリースであるため、そのリリースの新しいOracleホームにすでに存在します。ターゲットCDBにすでにOracleホームがあるため、PDBのターゲットOracleホームのインストールには、新しい場所を選択する必要はありません。