9 Oracle Database Freeのアンインストール
Oracle Database Freeをアンインストールすると、データ・ファイル、データベースおよびソフトウェアを含むすべてのコンポーネントが削除されます。
データ・ファイルを保存し、Oracle Database Freeソフトウェアおよびデータベースを削除する場合は、アンインストール前に最初にデータをエクスポートします。
アンインストール・プロセスを実行すると、Oracle Database Freeがインストールされているディレクトリからすべてのファイルが削除されるため、必要に応じてディレクトリからファイルをバックアップしてからアンインストールします。データベースは、アンインストール後に操作できなくなります。
このプロシージャをroot
として、またはroot
権限で実行します。
$ sudo -s
次のコマンドを実行して、Oracle Database Freeをアンインストールします。
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すべてのOracle Database Freeデータ・ファイル、リスナーおよび構成ファイルを削除します。この操作の後、ログおよびOracleホーム・ソフトウェアのみが残ります。
# /etc/init.d/oracle-free-23c delete
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このコマンドは、ソフトウェアを削除します。この操作の後、Oracleベース
/opt/oracle
の一部のコンテンツは残り、手動で削除できます。# yum remove oracle-database-free-23c
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(オプション)システムにOracle Database Freeのみをインストールし、さらにOracle Databaseソフトウェアをインストールしていない場合は、Oracle Database Preinstallation RPMを削除することもできます。
# yum remove oracle-database-preinstall-23c
- ダウンロードしたRPMファイルを削除するには、次の例のようにします。
# rm oracle-database-preinstall-23c* # rm oracle-database-free-23c*