7 Oracle Database Freeの起動および停止
データベースを手動で起動および停止することも、システムの停止または起動時に自動的に起動するように設定することもできます。
SQL*Plusを使用した停止および起動
SQL*Plusを使用して、データベースを停止および起動できます。
データベースを停止するには、Oracle Database Freeにアクセスするための環境変数を設定したoracle
ユーザーとしてログインし、次のSQL*Plusコマンドを実行します。
$ sqlplus / as sysdba
SQL> SHUTDOWN IMMEDIATE
データベースを起動するには:
SQL> STARTUP
SQL> ALTER PLUGGABLE DATABASE ALL OPEN;
停止と起動の自動化
Oracle Database Freeは、システムの起動時に自動的に起動し、停止時に自動的に停止するようにシステムを構成することをお薦めします。データベースの停止を自動化することによって、データベースの不正な停止を防止できます。
リスナーおよびデータベースの起動と停止を自動化するには、次のコマンドをroot
として実行します。
$ sudo -s
Oracle Linux 8の場合:
# systemctl daemon-reload
# systemctl enable oracle-free-23c
構成サービス・スクリプトを使用した停止および起動
リスナーの構成後、構成サービス・スクリプトを実行して、データベースおよびリスナーのステータスを確認できます。
sudo
を使用してroot
としてログインします。
# /etc/init.d/oracle-free-23c status
このコマンドの出力は、次のようになります。
Status of the Oracle FREE 23c service:
LISTENER status: RUNNING
FREE Database status: RUNNING
sudo
を使用して、root
として次のコマンドを実行します。
$ sudo -s
Oracle Linux 8:
リスナーおよびデータベースを起動するには:
# systemctl start oracle-free-23c
データベースおよびリスナーを停止するには:
# systemctl stop oracle-free-23c
リスナーおよびデータベースを停止および起動するには:
# systemctl restart oracle-free-23c