拡張アクセス構成
pgx.conf
ファイルのpgx_realm
ブロック内の次のフィールドをカスタマイズして、ログイン動作をカスタマイズできます。
表12-4 拡張アクセス構成のオプション
フィールド名 | 説明 | デフォルト |
---|---|---|
token_expiration_seconds |
生成されたベアラー・トークンが期限切れになるまでの秒数。 | 3600 (1時間) |
refresh_time_before_token_expiry_seconds |
トークンが期限切れになる前に自動的にリフレッシュされるまでの秒数。この値は常にtoken_expiration_seconds 値よりも小さくする必要があります。
|
1800 |
connect_timeout_milliseconds |
指定したJDBC URLへの接続試行がタイムアウトになり、ログイン試行が拒否されるまでの時間(ミリ秒)。 | 10000 |
max_pool_size |
各ユーザーに許可される最大JDBC接続数。この数に達すると、現行ユーザーのデータベースからの読取り試行は失敗します。 | 64 |
max_num_users |
許容するアクティブなサインイン済ユーザーの最大数。この数に達すると、グラフ・サーバーはログイン試行を拒否します。 | 512 |
max_num_token_refresh |
トークンを自動的にリフレッシュできる最大回数。この回数を超えると、ログインが再度要求されます。 | 24 |
ノート:
前述のオプションは、レルムの実装がoracle.pg.identity.DatabaseRealm
に構成されている場合にのみ機能します。
親トピック: ユーザーの認証および認可