グラフ・サーバーおよびクライアント・ダウンロードからのJavaクライアントのインストール

Oracle Graph Client 23.1.0のzipファイルをダウンロードし、Javaクライアントをインストールできます。

Javaクライアントをインストールするための前提条件は次のとおりです。
  • Unixベースのオペレーション・システム(Linuxなど)またはmacOSやMicrosoft Windows
  • Oracle JDK 11またはJDK 17

ノート:

Open JDKの不具合により、JShellセッションにコピー・アンド・ペーストしようとするとデッドロックが発生するため、次のOracle JDKバージョンは使用しないようにすることをお薦めします。
  • JDK 11.0.9
  • JDK 11.0.10
  • JDK 11.0.11
  • JDK 11.0.12
  1. Oracle Software CloudからOracle Graph Clientをダウンロードします。
    たとえば、oracle-graph-client-23.1.0.zipです。
  2. 選択したディレクトリに、このファイルを解凍します。
  3. 自己署名キーストアを信頼するようにクライアントを構成します。詳細は、「自己署名キーストアを信頼するためのクライアントの構成」を参照してください。
  4. 次に示すように、OPG4Jシェルを起動してグラフ・サーバー(PGX)に接続します。
    cd <CLIENT_INSTALL_DIR>
    ./bin/opg4j --base_url https://<host>:7007 --username <graphuser>
    

    前述のコードで:

    • <CLIENT_INSTALL_DIR>: シェル実行可能ファイルが置かれているディレクトリ。

      シェル実行可能ファイルは、通常、サーバーのインストール後は/opt/oracle/graph/binにあり、クライアントのインストール後は<CLIENT_INSTALL_DIR>/binにあります。

    • <host>: サーバー・ホスト

      ノート:

      グラフ・サーバー(PGX)は、デフォルトでポート7007でリスニングします。必要に応じて、サーバー構成ファイル(server.conf)内のポート値を変更して、別のポートでリスニングするようにグラフ・サーバーを構成できます。詳細は、グラフ・サーバー(PGX)の構成を参照してください。
    • <graphuser>: データベース・ユーザー

    データベース・パスワードの入力を要求されます。

    OPG4Jシェルを起動できる様々な方法の詳細は、OPG4Jシェルの起動を参照してください。

    OPG4Jシェルが起動し、次に示すコマンドライン・プロンプトが表示されます。

    For an introduction type: /help intro
    Oracle Graph Server Shell 23.1.0
    Variables instance, session, and analyst ready to use.
    opg4j>

    関連項目:

    Java APIの詳細は、Java APIリファレンスを参照してください