グラフ・サーバーおよびクライアント・ダウンロードからのPythonクライアントのインストール

Graph Server and Clientのダウンロードからoracle-graph-client-23.1.0のzipファイルをダウンロードして、Pythonクライアントをインストールできます。

Pythonクライアントをインストールする前に、システムが必要な前提条件をすべて満たしていることを確認してください。

次のステップを実行して、Pythonクライアントを使用してインストールおよび接続できます:

  1. Oracle Software CloudからOracle Graph Clientをダウンロードします。
    たとえば、oracle-graph-client-23.1.0.zipです。
  2. pipを使用してクライアントをインストールします。
    たとえば、
    pip3 install --user oracle-graph-client-23.1.0.zip
  3. 自己署名キーストアを信頼するようにクライアントを構成します。詳細は、「自己署名キーストアを信頼するためのクライアントの構成」を参照してください。
  4. 次のコマンドを実行することで、OPG4Pyシェルを起動してグラフ・サーバー(PGX)に接続します。
    cd <CLIENT_INSTALL_DIR>
    ./bin/opg4py --base_url https://<host>:7007

    前述のコードで:

    • <CLIENT_INSTALL_DIR>: シェル実行可能ファイルが置かれているディレクトリ。

      シェル実行可能ファイルは、クライアントのインストール後に<CLIENT_INSTALL_DIR>/binにあります。

    • <host>: サーバー・ホスト

      ノート:

      グラフ・サーバー(PGX)は、デフォルトでポート7007でリスニングします。必要に応じて、サーバー構成ファイル(server.conf)内のポート値を変更して、別のポートでリスニングするようにグラフ・サーバーを構成できます。詳細は、グラフ・サーバー(PGX)の構成を参照してください。

    ユーザー名とパスワードの入力を求められます。

    OPG4Pyシェルを起動できる様々な方法の詳細は、OPG4Pyシェルの起動を参照してください。

    OPG4Pyシェルが起動し、次に示すコマンドライン・プロンプトが表示されます。

    Oracle Graph Server Shell 23.1.0
    >>>

    ノート:

    Jupyter Notebookでpythonクライアント・ライブラリをインストールすることもできます。Python APIを使用すると、グラフ・サーバー(PGX)に接続してJupyter Notebook環境でPGQL問合せおよびグラフ・アルゴリズムを実行できます。詳細は、「Jupyter Notebookインタフェースの使用」を参照してください。

    関連項目:

    Python APIの詳細は、Python APIリファレンスを参照してください