3.10.5 時間経過に応じたマップ・データの視覚化

Spatial Studioを使用すると、動的マップ・ビジュアライゼーションを実行できます。

時間の経過とともにマップ・データを視覚化するには、データセットに日付列または時間列(あるいはその両方)が含まれている必要があります。その場合、時間スライダ機能を使用してマップとやり取りできます。

ノート:

時間スライダを適用できるのは、地震や暴風雨の進路など、経時的なイベント点または単純な形状が含まれるデータセットのみです。人口のある国など、時間経過とともに属性が変化する固定セットの形状が含まれるデータセットには適用されません。

次のステップでを使用すると、マップ・ビジュアライゼーションに時間スライダを構成して使用できます。

この手順では、日付または時間データを含むデータセットにリンクされたプロジェクトがあり、そのプロジェクトが「アクティブ・プロジェクト」ページで開いていることを前提としています。
  1. マップ・ツール・バーの設定アイコンをクリックします。
  2. 時間スライダの表示トグル・ボタンをオンにして、「OK」をクリックします。
    マップ・ビジュアライゼーション・キャンバスの下部に時間スライダ・バーが表示されます。
  3. 時間スライダ・バーの時間スライダ設定アイコンをクリックします。

    図3-68 時間スライダの設定

    図3-68の説明が続きます
    「図3-68 時間スライダの設定」の説明
  4. ビジュアライゼーションに適用する日付列および時間単位を選択します。
  5. 必要に応じて、時間範囲および時間ラベルを常に表示トグル・ボタンをオンまたはオフにします。
  6. 必要に応じて、「再生速度」を選択します。
  7. 「OK」をクリックします。
    これで、時間スライダを使用してマップとやり取りし、時間の経過とともにデータの変化を表示できるようになりました。

    図3-69 マップ・ビジュアライゼーションでの時間スライダの使用

    図3-69の説明が続きます
    「図3-69 マップ・ビジュアライゼーションでの時間スライダの使用」の説明