セキュア・ストアのデータを問い合せるためのOracle Big Data SQLの構成
付録「HiveおよびOracle NoSQL Databaseのセキュリティ」では、セキュアなOracle NoSQL Databaseに格納されている表データに対する問合せ(HiveとBig Data SQLの両方)の実行をサポートするために生成およびインストールする必要がある追加のセキュリティ・アーティファクトについて説明します。これらのアーティファクトには、ログイン、信頼およびパスワードのアーティファクトと、セキュア・ストアとの通信に必要なパブリック資格証明を含むサーバー側JARファイルが含まれます。この項で説明する方法で必要なセキュリティ・アーティファクトを生成してインストールした後、サーバー側のJARファイルをBig Data SQLシステムのjava.classpath.oracle
システム・プロパティに追加します。
たとえば、サーバー側JARファイルがhive-nosql-server.jar
という名前で、/tmp/kv-client-security
などのディレクトリにインストールされている場合は、次のようにします。
cd /opt/oracle/product/18c/dbhome_1/bigdatasql/jlib
ln –s /tmp/kv-client-security/hive-nosql-server.jar \
hive-nosql-server.jar
また、Big Data SQLシステムのいずれかのデータベース・ノードからもHive問合せを実行する場合は、このような各ノードの次のディレクトリに示されているものと同じリンクを作成する必要があります。
/opt/oracle/bigdatasql/bdcell-12.1/jlib-bds
and
/opt/oracle/bigdatasql/bdcell-12.2/jlib-bds