概要

Oracle NoSQL Databaseは、非常に大量のデータを処理するために水平方向にスケーリングできる分散キー-値ストアです。

このリリース

これは、Oracle NoSQL Databaseのリリース22.3.16です。

以前のバージョンをご使用の場合には、このリリースにアップグレードすることをお薦めします。このリリースのOracle NoSQL Databaseで実施されたすべての変更に関する詳細なリストは、すべてのバグ修正も含めて、変更ログを参照してください。

サポートされるJavaバージョン

Oracle NoSQL DatabaseサーバーはJava SE 8 (64ビット)と互換性があり、クライアントはJava SE 8と互換性があります。クライアントとサーバーの両方にJava SE 8以上が必要であり、最新のJava SEバージョンで動作する必要があります。クライアントとサーバーは、Oracle Java SE 17.0.4.1およびOpenJDK 17.0.2.に対してテストおよび動作保証されています。最新のJavaリリースにアップグレードして、最新のバグ修正およびパフォーマンスの改善を利用することをお薦めします。将来のリリースでは、より新しいJavaバージョンでOracle NoSQL Databaseを動作保証する予定です。

必要なバージョンより前のバージョンのJavaでこのリリースを使用しようとすると、次のようなエラーメッセージが表示されます。
Exception in thread "main" java.lang.UnsupportedClassVersionError:
    oracle/kv/impl/util/KVStoreMain : Unsupported major.minor version 52.0

2023年にJava 11が必要

2023年の最初の四半期リリース以降、クライアントとサーバーの両方にJava SE 11以降が必要になる予定です。今後のリリースに備えて、Java 11以降のランタイムに切り替えてください。Java 11長期サポート(LTS)リリースの標準サポートが利用可能となるのは2023年9月までのみであるため、最新のLTSリリースであるJava 17へのアップグレードをお薦めします。

製品アップグレード・ポリシー

リリース22.3は、リリース22.1および22.2、ならびに過去2暦年のリリースからのアップグレードをサポートしています。ストアを現在のリリースに直接アップグレードするには、ストアでリリース20.1以降が実行されている必要があります。

19.xリリースを実行しているストアがある場合、最初に21.2または20.3リリース(または別の21.xまたは20.xリリース)にアップグレードしてから、それを現在のリリースにアップグレードすることで、ストアを現在のリリースにアップグレードすることをお薦めします。18.xリリースを実行しているストアがある場合、20.3リリース(または別の20.xリリース)にアップグレードしてから、それを現在のリリースにアップグレードすることをお薦めします。4.xリリースを実行しているストアがある場合、最初に19.5リリース(または別の19.xリリース)にアップグレードしてから、19.xからのアップグレードに関する推奨事項に従うことをお薦めします。4.xリリースより前のリリースを実行しているストアがあり、Enterprise Editionユーザーである場合は、サポートに連絡してください。この問題を抱えるCommunity Editionユーザーの場合は、OracleコミュニティのNoSQL Databaseディスカッション・フォーラムに質問を投稿してください。