表およびその列の識別

FROM句には、1つの表のみを含めることができます(つまり、結合はサポートされません)。表は名前で指定します。名前の後にオプションで別名を指定できます。表は、その名前または別名により、他の句で参照できます。後述するように、表の名前または別名の使用が必須である場合があります。ただし、表の列では、表の名前または別名の使用はオプションです。たとえば、次の3つの方法で同じ問合せを記述できます。

sql-> SELECT Users.lastname, age FROM Users;
 +----------+-----+
 | lastname | age |
 +----------+-----+
 | Scully   |  47 |
 | Smith    |  38 |
 | Morgan   |  38 |
 | Anderson |  35 |
 | Morrison |  25 |
 +----------+-----+

5 rows returned 

別名がuであるUsers表を指定するには、次のようにします。

sql-> SELECT lastname, u.age FROM Users u ; 

キーワードASを、別名の前にオプションで使用できます。たとえば、別名がPeopleであるUsers表を指定するには、次のようにします。

sql-> SELECT People.lastname, People.age FROM Users AS People;