5 インスタンスの作成

新しいOracle Formsインスタンスは、コンピュート・インスタンス・コンソールのマーケットプレイス・リポジトリから作成するか、マーケットプレイスから直接作成できます。

Oracle Forms for OCIイメージ(BYOLの場合)またはOracle WebLogic Suite UCMイメージ(UCMの場合)の2つのオプションを使用できます。

コンピュート・インスタンス・コンソールを使用したインスタンスの作成

Oracle Forms for OCIイメージ(BYOLの場合)またはOracle WebLogic Suite UCMイメージ(UCMの場合)のいずれかを使用して、コンピュート・インスタンス・コンソールのマーケットプレイス・リポジトリから新しいOracle Formsインスタンスを作成できます。

ノート:

このリストのイメージ・バージョンは、更新される場合があります。これらの更新は、通常、プロビジョニング・プロセスに関連する報告された不具合に対処するため、またはOracle Javaなどの依存ソフトウェアのマイナー・バージョンを更新して、イメージの作成時の最新バージョンが使用されるようにするためにリリースされます。同じOracle Formsバージョンを使用する新規イメージが使用可能になると、以前のリスト・バージョンは削除され、使用できなくなります。後で再度必要になる可能性がある場合は、元のバージョンを変更する前に、必ず独自のバックアップ・コピーを作成してください。

コンピュート・インスタンス・コンソールを使用してインスタンスを作成するには:

  1. Oracle Cloud Infrastructureコンソールにサインインします。
  2. ナビゲーション・メニューをクリックし、「コンピュート」「インスタンス」の順に選択します。
  3. 「インスタンスの作成」をクリックします。
  4. インスタンス名を指定します。
    選択した名前がマシンのホスト名になるため、空白や、マシンのホスト名でサポートされていないその他の文字を含めないでください。
  5. インスタンスを作成するコンパートメントを選択します。
  6. 「配置」で、インスタンスを作成する可用性ドメインを選択します。
    容量タイプおよびフォルト・ドメインを指定するには、「拡張オプションの表示」をクリックします。
  7. 「イメージとシェイプ」で、「イメージの変更」をクリックし、「マーケットプレイス」をクリックして、次を実行します:
    1. 「パートナ・イメージ」を選択します。
    2. 検索フィールドで、次のいずれかのイメージを検索し、対応するチェック・ボックスを選択することによりイメージを選択します。
      • Oracle Forms Servicesイメージ(BYOLのみ)
      • Oracle WebLogic Suite UCMイメージ(UCMのみ)
    3. 「イメージ・ビルド」リストから、目的のイメージを選択します。

      UCMイメージの場合は、名前に「Forms」が指定されたイメージを選択してください。

      Oracle Formsを含むイメージのUCMネーミング形式は次のとおりです:

      <release>-<OS version>-Forms-<version>_<build date>

      たとえば、23.3.1-ol7.9-Forms-12.2.1.19_230315です。

      BYOLネーミング形式は、<Forms version>_<build date>です。

      たとえば、12.2.1.19_230315です。

    4. 条件を確認し、「Oracle使用条件をレビューし、同意します」を選択します。
  8. 「イメージとシェイプ」で、「シェイプの変更」をクリックします。
  9. 仮想マシンを選択し、目的のシェイプを選択します。
    最小の推奨シェイプには、少なくとも1 OCPUと16GBのメモリーが含まれます。Oracle Formsでの使用がサポートされているのは、AMDおよびIntelプロセッサのみです。Oracle Cloudシェイプの詳細は、Oracle Cloud Infrastructureドキュメントコンピュート・シェイプに関する項を参照してください。
  10. インスタンスのネットワークを構成します。
    詳細ネットワーク設定を指定するには、「拡張オプションの表示」をクリックします。
  11. 「SSHキーの追加」で、キー・ペアの生成、公開キーのアップロードまたはキーの貼付けを行います。
  12. 「ブート・ボリューム」で、インスタンスのブート・ボリュームの必要なサイズと暗号化オプションを指定します。
    ディスク・サイズが少なくとも75GBであることを確認してください。Oracle Linux 7以前で実行されているインスタンスについては、「OCIインスタンスのディスク領域の拡張」を参照してください。
  13. 「拡張オプションの表示」をクリックして、詳細設定を構成します。
  14. 「作成」をクリックします。
インスタンスの作成の詳細は、Oracle Cloud InfrastructureドキュメントLinuxインスタンスの作成に関する項を参照してください。

マーケットプレイスを使用したインスタンスの作成

Oracle Forms for OCIイメージ(BYOLの場合)またはOracle WebLogic Suite UCMイメージ(UCMの場合)のいずれかを使用して、マーケットプレイスから直接新しいOracle Formsインスタンスを作成できます。

マーケットプレイスを使用してインスタンスを作成するには:
  1. Oracle Cloud Infrastructureコンソールにサインインします。
  2. ナビゲーション・メニューをクリックし、「マーケットプレイス」を選択して、「すべてのアプリケーション」をクリックします。
  3. 次のいずれかのイメージを検索して選択します:
    • Oracle Forms Servicesイメージ(BYOLのみ)
    • Oracle WebLogic Suite UCMイメージ(UCMのみ)
  4. 「バージョン」ドロップダウン・リストから、目的のイメージを選択します。

    UCMイメージの場合は、名前に「Forms」が指定されたイメージを選択してください。

    Oracle Formsを含むイメージのUCMネーミング形式は次のとおりです:

    <release>-<OS version>-Forms-<version>_<build date>

    たとえば、23.3.1-ol7.9-Forms-12.2.1.19_230315です。

    BYOLネーミング形式は、<Forms version>_<build date>です。

    たとえば、12.2.1.19_230315です。

  5. インスタンスを作成するコンパートメントを選択します。
  6. 条件を確認し、「Oracle使用条件をレビューし、同意します」を選択します。
  7. 「インスタンスの起動」をクリックします。
  8. インスタンス名を指定します。
    選択した名前がマシンのホスト名になるため、空白や、マシンのホスト名でサポートされていないその他の文字を含めないでください。
  9. 「配置」で、インスタンスを作成する可用性ドメインを選択します。
    容量タイプおよびフォルト・ドメインを指定するには、「拡張オプションの表示」をクリックします。
  10. 「イメージとシェイプ」で、「シェイプの変更」をクリックします。
  11. 仮想マシンを選択し、目的のシェイプを選択します。
    最小の推奨シェイプには、少なくとも1 OCPUと16GBのメモリーが含まれます。Oracle Formsでの使用がサポートされているのは、AMDおよびIntelプロセッサのみです。Oracle Cloudシェイプの詳細は、Oracle Cloud Infrastructureドキュメントコンピュート・シェイプに関する項を参照してください。
  12. インスタンスのネットワークを構成します。
    詳細ネットワーク設定を指定するには、「拡張オプションの表示」をクリックします。
  13. 「SSHキーの追加」で、キー・ペアの生成、公開キーのアップロードまたはキーの貼付けを行います。
  14. 「ブート・ボリューム」で、インスタンスのブート・ボリュームの必要なサイズと暗号化オプションを指定します。
    ディスク・サイズが少なくとも75GBであることを確認してください。Oracle Linux 7以前で実行されているインスタンスについては、「OCIインスタンスのディスク領域の拡張」を参照してください。
  15. 「拡張オプションの表示」をクリックして、詳細設定を構成します。
  16. 「作成」をクリックします。
インスタンスの作成の詳細は、Oracle Cloud InfrastructureドキュメントLinuxインスタンスの作成に関する項を参照してください。