24 gRPCの概要

Coherenceでは、gRPC (https://grpc.io/)をネットワーク・トランスポートとして使用して、様々な言語のクライアントがクラスタに接続できます。

Javaクライアントの場合、gRPCを使用した接続はCoherence*Extend接続の代替手段となります。gRPCは内部でHTTP/2を使用し、ロード・バランサに優しいため、ロード・バランサを介して接続する必要がある場合に有利です。

JavaScript、PythonまたはGoクライアントからCoherenceに接続する場合、gRPCのみがサポートされているプロトコルです。

どの言語オプションについても、クラスタの観点からは、coherence-grpc-proxyモジュールを含める必要があります。このモジュールでは、サーバー側のgRPCプロキシがgRPC接続を受け入れ、クライアントのかわりに作業を実行します。

gRPCプロキシ・サーバーの設定については、「Coherence gRPCプロキシ・サーバーの使用」を参照してください。