リクエストの送信

Oracle Coherence管理REST APIを使用してリクエストを送信する場合は、次のガイドラインを使用します。

スタンドアロンCoherence URL構造

次のURL構造を使用して、Oracle Coherence管理RESTリソースにアクセスします:

http://<host>:<port>/management/coherence/<resource-path>

説明:

• <host>:<port>は、クラスタ内でHTTP管理サーバーが実行されているホストとポートです。
• <resource-path>は、リソースを定義する相対パスです。リソースの一覧については、「RESTエンドポイント」を参照してください。

管理対象CoherenceのURL構造

次のURL構造を使用して、WebLogic ServerドメインのOracle Coherence管理RESTリソースにアクセスします:

https://<admin-host>:<admin-port>/management/coherence/<version>/clusters/<cluster-name>/<resource-path>

説明:

• <admin-host>:<admin-port>は、WebLogic管理サーバーのホストとポートです。
• <version>は、WebLogicサーバーのバージョンであるか、または単にlatestです。
• <cluster-name>は、ドメイン内のCoherenceクラスタです。クラスタ名を省略すると、ドメイン内のCoherenceクラスタのリストが返されます。
• <resource-path>は、リソースを定義する相対パスです。リソースの一覧については、「RESTエンドポイント」を参照してください。

サポートされているメソッド

Coherence管理REST APIは主に、管理データの表示と操作設定の変更に使用されます。次の表に示すように、REST APIでは標準HTTPメソッド・リクエストが使用されています:

HTTPメソッド	説明
GET	Coherenceリソースの管理情報を表示します。管理情報は通常、特定のクラスタ・メンバー、サービスまたはキャッシュのコンテキストで表示されます。一部のリソースは、管理情報の集計ビューもサポートしています。
POST	Coherenceリソースの操作設定を変更します。一部のリソースは、管理タスクを実行するための操作の拡張リストをサポートしています。
DELETE	永続性スナップショットまたはスナップショット・アーカイブを削除します。

ノート:

シャットダウンまたは停止操作の後、クラスタ・メンバーが監視されており、そのサービスが自動的に起動するように構成されている場合、クラスタ・メンバーおよびサービスが再起動される可能性があります。

メディア・タイプ

Coherence管理REST APIでは、次のメディア・タイプがサポートされています:

• application/json

サポートされているヘッダー

Oracle Coherence管理REST APIでは現在、HTTPリクエストまたはレスポンスのヘッダー・セクションでパラメータを使用していません。