例: 集計の計算
この例は、顧客の食品購入データと利益データを使用して、集計を計算する方法を示しています。
食料品店データの集計の計算
食料品店に次のデータがあると仮定します。
表7-12 食料品店データ
顧客 | 品目A | 品目B | 品目C | 品目D |
---|---|---|---|---|
顧客1 | 購入(利益$5.00) | 購入(利益$3.20) | 購入(利益$12.00) | 該当なし |
顧客2 | 購入(利益$4.00) | 該当なし | 購入(利益$4.20) | 該当なし |
顧客3 | 購入(利益$3.00) | 購入(利益$10.00) | 購入(利益$14.00) | 購入(利益$8.00) |
顧客4 | 購入(利益$2.00) | 該当なし | 該当なし | 購入(利益$1.00) |
各顧客のバスケットは、トランザクションとして表示できます。店舗の管理者は、特定の相関ルールだけではなく、そのようなルールが存在する場合、集計された利益にも関心があります。
この例では、顧客1と顧客3の相関ルールの1つは、(A, B)=>Cとなります。このルールと合せて、店舗管理者は、次の項目を知りたいと場合があります。
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このルールに出現する品目Aの利益合計
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このルールに出現する品目Bの利益合計
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このルールに出現する結果としてのCの利益合計
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このルールに出現する全品目の利益合計
このルールの場合、品目Aの利益は$5.00 + $3.00 = $8.00、品目Bの利益は$3.20 + $10.00 = $13.20、結果のCの品目は$12.00 + $14.00 = $26.00、前件の項目セット(A, B)は$8.00 + $13.20 = $21.20です。ルール全体の利益は、$21.20 + $26.00 = $47.40です。