戻り値

Embedded Python Execution関数エンドポイントのREST APIの結果は、指定したスクリプトのPython関数によって返される値のJSON表現です。

スクリプトのPython関数は、JSONのシリアライズ可能な値を戻す必要があります。サポートされている値は次のとおりです。
  • boolean
  • dict
  • enum, IntEnum
  • float
  • int
  • list
  • pandas.DataFrame
  • str
  • tuple

スクリプトでレンダリングされたPNGイメージはレスポンスに含まれます。返されるJSONでは、IMAGEフィールドにPNGイメージのバイトが含まれ、DATAフィールドに関数の戻り値が含まれます。

ノート:

埋込みPython実行の場合、REST APIおよびSQL APIの長さ関数はに出力制限が存在します。長さが5000を超える長さ関数を問い合せると、エラーが発生します。そのエラー・コードは1024で、エラー・メッセージは「出力が最大長5000を超えています」です。この制限は、返されたpythonオブジェクトのlen()結果に対して設定されています。たとえば、pandas.DataFrameのlen()は行数、リストのlen()はのリストの長さです。pandas.DataFrameが返された場合は、それに含まれている行の数が5000を超えているとエラーになります。リストが返された場合は、それに含まれている項目の数が5000を超えているとエラーになります。この制限は、%script段落内のOML_OUTPUT_SZLIMITを更新することで大きくできます。
%script

EXEC sys.pyqconfigset('OML_OUTPUT_SZLIMIT', '8000')

ノート:

ジョブの結果は、中央CDBの表に6か月間保存されます。