2.4 OML4PyのPythonコンポーネントおよびライブラリについて

OML4Pyには、Pythonのインストール、指定されたPythonライブラリおよびOML4Pyコンポーネントが必要です。

  • Oracle Autonomous Databaseには、OML4Pyがすでにインストールされています。OML4Pyインストールには、Python、追加の必要なPythonライブラリおよびOML4Pyサーバー・コンポーネントが含まれます。Pythonインタプリタは、Autonomous DatabaseのOracle Machine Learning Notebooksに付属しています。

  • OML NotebooksセッションおよびOML4Py埋込み実行呼出し内で使用するためのサード・パーティPythonライブラリを、condaインタプリタを使用してconda環境にインストールできます。
  • OML4Pyは、オンプレミスOracle Databaseにインストールできます。この場合、Python、追加の必要なPythonライブラリ、OML4Pyサーバー・コンポーネントおよびOML4Pyクライアントをインストールする必要があります。オンプレミス・データベース用のOML4Pyのインストールを参照してください。

OML4Pyの現在のリリースにおけるPythonのバージョン

OML4Pyの現在のリリースは、Python 3.12.0に基づいています。

このバージョンは、Oracle Autonomous Databaseの現在のリリースに含まれています。

必要なPythonライブラリ

次のPythonライブラリが含まれている必要があります。

  • oracledb 2.2.0
  • cycler 0.10.0
  • joblib 1.1.0
  • kiwisolver 1.1.0
  • matplotlib 3.8.4
  • numpy 1.26.4
  • pandas 2.1.1
  • Pillow-8.2.0
  • pyparsing 2.4.0
  • python-dateutil 2.8.1
  • pytz 2022.1
  • scikit-learn 1.4.1.post1
  • scipy 1.12.0
  • six 1.13.0
  • threadpoolctl 3.1.0

前述のライブラリはすべて、Oracle Autonomous Databaseの現在のリリースのPythonに付属しています。

オンプレミスOracle DatabaseにOML4Pyをインストールする場合は、Pythonと、ここにリストされているライブラリを追加でインストールする必要があります。オンプレミス・データベース用のOML4Pyのインストールを参照してください。