3.12.2 ワークスペース情報の編集

ワークスペースの詳細、表示名、ログイン制御、コンポーネントの可用性、セッション・タイムアウトなど、既存のワークスペース情報および動作を表示または編集します。

ノート:

開発環境のセキュリティとパフォーマンスを確保するために、一部の管理機能はOracle Cloudで実行されているOracle APEXインスタンスでは使用できません。

既存のワークスペースを表示および編集するには:

  1. Oracle APEX管理サービスにサインインします。
  2. 「ワークスペースの管理」をクリックします。
  3. 「ワークスペース・レポート」で、「既存のワークスペース」をクリックします。

    既存のワークスペース・ページが表示されます。

  4. ワークスペースを編集するには、そのワークスペース名をクリックします。

    「ワークスペース情報の編集」ページが表示されます。

  5. 「ワークスペース情報の編集」には、次の項目があります。
    • ワークスペース名 - ワークスペース名を表示または更新します。
    • フィードバック同期のソース識別子 - アプリケーション・フィードバックのソースを特定します。

      たとえば、本番システムからのフィードバックを開発システムと同期している場合に、フィードバックのソースを特定して機能番号の競合を避けることができます。

    • ワークスペースの自動パージを許可 - そのワークスペースが未使用ワークスペースの自動消去の候補であるかどうかを決定します。
    • Webサービス・リクエストを記録 - このワークスペースに対してWebサービス・リクエストを記録するかどうかを決定します。

      この設定は、「インスタンスの管理」「機能構成」「モニタリング」「Webサービス・アクティビティ・ロギング」ワークスペースの設定を使用に設定されている場合にのみ関連します。

    • ワークスペース・メッセージ - このワークスペースのホームページおよびアプリケーション・ビルダーに表示するメッセージを入力します。
  6. 「ワークスペースの外観」には、次の項目があります。
    • 表示名 - このワークスペースのホームページおよびアプリケーション・ビルダーに表示するメッセージを入力します。
  7. 「ログイン制御」には、次の項目があります。

    ノート:

    開発環境のセキュリティとパフォーマンスを確保するために、この機能は、Oracle Cloudで実行されているOracle APEXインスタンスでは使用できません。
    • アカウントの有効期限およびロック - Oracle APEXエンド・ユーザー・アカウントを期限切れにしたりロックできるかどうかを決定するために選択します。この機能は、Oracle APEXユーザー管理インタフェースを使用して作成されたエンド・ユーザー・アカウントにのみ適用されます。
    • 許可されるログイン失敗の最大回数 - エンド・ユーザー・アカウントがロックされるまでに許可される認証の連続失敗の最大回数を正の整数で入力します。

      このフィールドに値を指定しない場合、サイトレベルの 「許可されるログイン失敗の最大回数」環境設定が使用されます。

    • エンドユーザー・アカウント・ライフタイム(日) - エンド・ユーザー・アカウントのパスワードを使用できる期限が切れるまでの最大日数を正の整数で入力します。

      このフィールドに値を指定しない場合、サイトレベルの 「アカウント・パスワード・ライフタイム(日)」環境設定が使用されます。

  8. 「コンポーネントの可用性」には、次の項目があります。
    • アプリケーション・ビルダーを許可 - このワークスペースでアプリケーション・ビルダーを有効にします。
    • SQLワークショップを許可 - このワークスペースでSQLワークショップを有効にします。
    • SQLワークショップでPL/SQLの編集を許可 - PL/SQLプロシージャ、パッケージ、ファンクション、トリガーをブラウザでの編集を許可します。
    • RESTfulサービスの許可 - 現在のワークスペースでRESTfulサービスを作成およびアクセスする機能を制御します。この
    • RESTfulパス接頭辞 - 現在のワークスペースでRESTfulサービスへのアクセスに使用するURIパス接頭辞を指定します。パス接頭辞のデフォルト値は、ワークスペースの名前です。
    • チーム開発を許可 - このワークスペースでチーム開発を有効にします。
  9. 「セッション・タイムアウト」の下で:

    ノート:

    開発環境のセキュリティとパフォーマンスを確保するために、この機能は、Oracle Cloudで実行されているOracle APEXインスタンスでは使用できません。
    • 最大セッションの長さ - セッションが存続し、このAPEXインスタンスでアプリケーションが使用できる時間(秒)を定義します。この設定よりも、対応するワークスペースレベルの設定とアプリケーションレベルの設定が優先されます。
      • セッションの存続期間を制御する正の整数を入力します。

      • セッションが無期限に存在するようにするには、0を入力します。

      • 値をデフォルトの8時間(28800秒)に戻すには、値を空のままにします。

    • 最大セッション・アイドル時間 - セッション・アイドル時間は、最後のページ・リクエストと次のページ・リクエストの間の時間です。この設定よりも、対応するワークスペースレベルの設定とアプリケーションレベルの設定が優先されます。
      • このAPEXインスタンスでアプリケーションによって使用されるセッションのデフォルトのアイドル時間を制御する正の整数を入力します。

      • 値をデフォルトの1時間(3600秒)に戻すには、値を空のままにします。

    • セッション・タイムアウト警告(秒) - セッション・タイムアウト警告時間は、セッションがタイムアウトになるまでの時間を秒数で定義(最大セッションの長さ、または最大セッション・アイドル時間)し、ユーザーに警告します。最大セッション・アイドル時間の警告では、ユーザーがセッションを延長することを選択できます。最大セッションの長さの警告では、セッションの最大時間に到達したときに、データの喪失を避けるためユーザーは作業を保存するよう警告されます。この設定よりも、対応するワークスペースレベルの設定とアプリケーションレベルの設定が優先されます。
      • このAPEXインスタンスでアプリケーションによって使用されるセッションの警告時間を制御する正の整数を入力します。

      • 0を入力すると、セッション・タイムアウトの警告がオフになります。

      • 値をデフォルトの5分(300秒)に戻すには、値を空のままにします。

  10. 変更を保存するには、「変更の適用」をクリックします。