9.2 IS_AUTHORIZEDファンクション

このファンクションは、現在のユーザーがp_authorization_nameという名前の認可を通過するかどうかを判断します。パフォーマンス上の理由で、認可の結果はキャッシュされます。そのため、ファンクションはコール時に必ず認可を評価するとは限らず、キャッシュから結果を取得することがあります。

参照:

『Oracle APEXアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』評価ポイント属性の変更

構文

APEX_AUTHORIZATION.IS_AUTHORIZED (
    p_authorization_name IN VARCHAR2 )
    RETURN BOOLEAN;

パラメータ

表9-2 IS_AUTHORIZEDのパラメータ

パラメータ 説明
p_authorization_name アプリケーションの認可スキームの名前。

戻り値

表9-3 IS_AUTHORIZEDの戻り値

パラメータ 説明
TRUE 認可に成功した場合。
FALSE 認可に失敗した場合。

この例では、"User Is Admin"という認可の結果を出力します。

BEGIN
    sys.htp.p('User Is Admin: '||
              case apex_authorization.is_authorized (
                       p_authorization_name => 'User Is Admin' )
              WHEN true THEN 'YES'
              WHEN false THEN 'NO'
              ELSE 'null'
              END);
END;